あとりえ絵日記
2005
2006年1月の絵日記へ December28 ![]() サンタの帽子とおやつのプレゼント。 しかしダンは可愛い帽子がちっとも似合わない野生犬なのです。 ![]() ![]() ![]() ![]() クリスマスパーティは新人の顔が目立ちましたね。これから時間をかけてアトリエの有力メンバーになってほしいな。 明日からアトリエは冬休み。皆さん良いお年を! |
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December23 ★★★★★こどものクリスマス会★★★★★ ![]() アニメや映画を見ている子ども達が、何故子どもの作った“おさない紙芝居”に夢 中になるか?ここにアトリエの原点があります。 手作りのすごろく、みんなで体を使って遊ぶ単純なゲーム。 駄菓子屋さんのおもちゃ。。。 ワクワクして輝く目、生き生きとした表情。 子ども達といっしょに「こころをそだてるアトリエ」を創って行きたいですね。 ![]() ![]() ★★★★★こどものクリスマス会★★★★★ |
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December20 ![]() 次回は上野君の絵に全員が詩を書いてくることになりました。作れたら曲も。。。 |
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December17 ![]() その後、銀杏の樹は伐られることなく5本残っています。このまま残して新しいマンションの庭が作られるのか、来年伐られるのか悩むところです ともあれ、このところ良く晴れて光が美しく、富士山、空、雲、風景がきれいです。ここからは向かい丘の上に平楽中学校が見え、朝日に輝いて宮殿のようでした。 |
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December13 富士みゆる 空き地に銀杏 伐られたり ![]() |
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December12 ![]() 上野君がクリスマスのライティングをしている所です。散髪のすんだ栗の樹にも垣根にもライトがアレンジされ、3メートルもあるモミの樹のツリーも飾られてクリスマスよ、さあいつでも来い!と言ってます。(だれも言ってない)
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December11 ![]() 竹之丸駐車場の大きな銀杏の樹、進駐軍が居た頃からあったらしいから60年は経っているでしょう。落ち葉で車がスリップするので最近はあまり植えないようですが、日本大通りや県庁通りなど立派な銀杏並木を見ると落ち着いた豊かな感じがします。 ここの銀杏は間もなく伐られるから最後の紅葉を撮っておきたいと思っていましたが、今年はきれいな黄色にならなかった。と言うわけでもないけどシルエットもすてきかなと。。。 |
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December6 ![]() コガモ(♀)はといえば、日に日に活発になって、誰よりも早くパンに向かって行くようになりました。 小さな池の中もカモたちの果てしない攻防が日々繰り広げられています。 |
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December5 山手にありながら昭和30年代の生活がそのまま残るアパート「小林荘」。長い間広吉先生の作品置き場に借りていました。柏葉公園から柏葉の通りへ下る坂道の途中、色あせたピンクの建物です。以前は道路側の一階のほか、崖側の2階も借りていて、そこを仕事場にしていました。 その後2階のほうは福島から来た受験生、佐藤君が住み、その後やはり福島から来た加藤君が住んでアトリエに通い、二人ともめでたく美大に合格して巣立って行きました。 2000年8月号の芸術新潮に「坂下広吉のどこまでもギルガメシュ」という特集記事が5ページにわたって掲載され、この階段でダンと広吉先生のツーショットが1ページ目にドカンと写っていました。 ![]() そのアパートもいよいよ取り壊しが決まって出ることになりました。この階段の下の部屋には“鳥おじさん”が住んでいて、いつもメジロやカナリアの可愛いい鳴き声が聞こえてきました。作品置き場の上の階には小学生の子どもが二人いる家庭がありました。おばあちゃんの代から住んでいたようです。 大家さんである小林さんは一人暮らしですが、旦那さんは広吉先生がアパートを借りる少し前に亡くなったばかりで、全部ひとりでやらなければならなくなって心細そうでした。亡くなったご主人がこのアパートの修理や増築などなんでもやっていたからです。 それでも、身寄りの無い住人が亡くなったとき、足の悪い大家さんは自分でその男の人を担いで階段を降り、区役所の人を呼んで弔ってあげたそうです。その凄さに敬服しました。 ここの住人はそれぞれの生活をしっかり持っていたように思います。 広吉先生がこの2階で絵を描いていた頃、中庭には家庭菜園があって、様々な草花が野菜に混じって所狭しと植えられていました。雑然としているのに秩序があって、いつも「いいなあ」と見ていました。窓のすぐ傍にりんごの樹が伸びていて、その枝ではムクドリの雛が孵り、巣立つ瞬間まで見届けることが出来ました。 ここは、あくまで傍観者にしか過ぎなかった私たちのメルヘンなのでした。 ![]() ここに保管してある絵を移動しなければならないので、最近はお休みのたびに整理しています。改めて見ると、ギルガメシュ叙事詩のシリーズの10号は黒い塊のようで圧倒されます。1981年にウィーンから帰ってすぐ100枚のキャンバスを作りました。地塗りをした麻布を張った木枠を庭中に並べて干したのを思い出します。ウィーンと日本は気候や湿度が違うので難しく、手探りの作業でした。 未発表のものも多く、縁に黒い水張りテープを貼るとギルガメシュの物語が忽然と甦ります。暖房の無い暗い部屋で黙々とテープを貼りながら、作品の力を感じていました。 |
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December3 ![]() 本日は彼女の誕生日祝いに、だんな様とレストランの予約があると言うことで、時間が迫り上野君大慌て、花屋さんも大慌て、やっと間に合ってほっとしました。素敵な大人のカップル誕生です。 ![]() 夜、久しぶりに宗吾君が作品を持ってきました。5月のギャラリー千年池での個展以来の水彩です。「色香」と題された前回の作品をなぞるものですが完成度も高く充実していましたが、広吉先生から今後の指針を受け、作品数が少ないとハッパをかけられていました。 みんな時々先生に元気をもらいに来るのですね。 |