あとりえ絵日記
2006

4月の絵日記へ

March23

復活しました!!先日伐られた2本の銀杏の樹に大切に布が巻かれ、残り3本と一列に並び植え替えられていました。そうか、全部で5本残してくれたんだ。これから建つマンションの景観となってさらに年輪を重ねてゆくんだね。よかったね。

March22

最近頻繁に姿を見せるようになったゴイサギ。警戒心が強いので人が近づくと対岸の樹に飛んで行ってしまいます。横から見るとずんぐりして首がなく実に平面的、紙に絵を描いて切り抜いたように見えます。わさわさと忙しいカモに対して、水辺で身動きもせずじっと池をみている姿はなるほど、天皇にほめられるだけのことはあるな。。。

March21
竹之丸駐車場の5本残った銀杏のうちの2本がショベルカーの下敷きになっていました。やっぱり伐られちゃった、心の準備は出来ていましたけどね・・・。この先の伊藤忠の寮跡に建ったマンションは大きな楠木を何本も残してくれましたが、銀杏の樹は落ち葉の掃除が大変で人気無いんですね。
残る3本の運命やいかに。。。
March14

今月の「童謡研究会」はモーツァルト作曲の「すみれ」のCDを聞いてイメージを広げ、課題を出しました。次にYちゃんのテーマである「鳥」の鳴き声を録音したテープを聴きました。5月の森、そして6月の森。。。それぞれ7,8種類鳴いているんですが、5月と6月ではこんなに違う鳥が森にいるのだということがわかり興味深いです。みんながやさしい気持ちになって、森林浴をした気分。これ、絵を描くときのBGMにいいかも。
それぞれのテーマを見つけるのも、創作するのも時間がかかります。様々な勉強を通して自分の引き出しをたくさん作る。。。これが大事なことなんでしょう。

March12

「滄溟の月」(そうめいのつき)薄いピンクの梅です。
辞書を引くと“滄”はあおい、“溟”はうすぐらいの意で、青々とした海のことだそうです。青い広々とした海に映る月・・・素敵な名前です。
樹木の名前は誰がつけるのでしょう。森林公園には120種200本の梅がありますが、
「三吉野」、「古今集」など和歌からとったものや「八重唐梅」、「佐橋紅」、「紅寒梅」など地名や形状、色をあらわしたものの他、「滄溟の月」のようにイメージ的なものもあり、楽しめます。

昨年、この絵日記で難しい名前をいくつか取り上げましたので、今年はイメージ的な
ものに注目してみました。。。が、あまり無いのに気がつきました。「水心鏡」、「つきかげ」、「日月(じつげつ)」など。
植えたばかりの小さい樹には「一歳」。何十年経っても一歳!!隣には「ちとせぎく」。なんと千歳!!変わったものでは「世界の図」、「一流」
「こきょうのにしき」そして、「浜千鳥」、「初雁」、「朱鷺の舞」、「白鷹」など鳥の姿にたとえたものも。。。
梅を見ているうちに早や桜の季節になろうとしています。

March8

久しぶりに白鷺が来ました。池には蒸気が立ち込めちょっと幻想的な雰囲気です。毎朝ダンの散歩の帰り、カモにパンをあげるため池に寄ります。
10メートルくらいある沼杉の樹の梢からそれを見ているヒヨドリが近くの枝に来て、ピーピー催促します。空に向かってパンを投げるとヒューと飛んで来てキャッチします。落ちたパンをカラスやダンが拾います。
動物達と遊ぶ楽しい時間です。

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