あとりえ絵日記
2006
2007年1月の絵日記へ | |||||||||
December28 ☆☆☆☆☆☆☆Xmas party☆☆☆☆☆☆
子どものクリスマス会と大人のパーティが終わると「ああ一年が無事に終わったなあ」とほっとします。 さて来年はどんな年になるでしょう。皆さん良いお年を!! |
|||||||||
December23 ★こどものクリスマス会★
|
|||||||||
December17 「今年もがんばるぞー!」 「今年はもう終わりだよ」 「・・・(^^;」 着替えを忘れたサンタにあらず、ケンイチロウクン恒例“アトリエ電飾大作戦”を実行しているところです。これでクリスマスパーティはバッチリです。 |
|||||||||
December13 「武井誠展」2日目、うれしい訪問者がありました。「草信」の最新号に珍しいレンガの話を書いてくれた人、舞鶴にいるはずの金井さんです。昼休みが終わってアトリエに行こうと庭に出たら、にこにこと立っているのでびっくり。 東京での会議が終わってちょっと時間があるので寄ったとか。30分くらいしかいられないのに良く来てくださいました。4年間の鹿児島勤務を経て舞鶴は1年目。以前と変わらず男らしさの中にやさしさがあり素敵です。 梅子さんが今年の夏休みに5年越しの大計画『金井さんに会いに行く!』を決行したのはDANDANぼーどでご存知の人も多いかと思います。 人と人との出会い、つながり、気持ち、大切にしながら今年も暮れようとしています。(しみじみ・・・) |
|||||||||
December11 日本橋の銀杏が午後の陽を受けて金色に輝いています。 真悟さんの個展会場であるヒノギャラリーの前あたり、昭和通りの並木はとても立派。2年前と場所が変わっていたのでちょっと戸惑ったけれど、高島屋の裏あたりでわかりやすいです。水彩中心の展示でしたが、「あお」のシリーズの油彩が2点、その中でも明るい水色の絵は見ていると自分も包まれて溶けて行きそうな心地良さがありました。「あお」も奥が深いです。 さて明日からはアトリエのギャラリーでも「武井誠展」が始まります。若い人たちが本格的なチカラをつけてきたのはうれしいです。 今が肝心な時、みんな応援してください! |
|||||||||
December4
|
|||||||||
December1 カモのいる池の傍に一本きれいな色の「ハナカエデ」が立っています。深い緑の中で散る葉が花びらのようです。 カモにパンを投げていると、ヒューッと飛んで来てはひとかけら銜えて又ハナカエデに戻ったのはヒヨドリでした。 「また今年も来たのね、こんにちは」というかんじです。一年中いる鳥ですが、冬場は餌がないのでカモのパンをもらいに来るのを楽しんでいます。 |
|||||||||
November29 秋は色彩豊かな季節、きれいな色の落ち葉を見つけては拾っています。緑から黄色そして赤へ変化する過程が美しい。またそれが茶色へ枯れて行く。寂しさと喜びがひとつになったような。。。 今日うれしいことがありました。昨年の暮れから休業中だった「千良庵」に暖簾が下がり旗がなびいていたのです。1年待ちました!! 昨年の暮れ、年越し蕎麦を買いに行ったら休業のお知らせが貼ってあり、その後待てども待てども閉まったまま。このまま千良庵は無くなってしまうのではないかという不安感を山元町の道路を通る度に抱いていました。それは、私たちの数少ない楽しみの一つが失われると言う大きな喪失感です。このしぼんでゆく商店街の中で唯一誇れるものそれが千良庵なのです!! 決して大袈裟でないことは入ったことのある人ならお分かりでしょう。ここのご亭主は我がアトリエや広吉先生の活動に深い理解を示し、生徒さんの「麦畑」の絵を買ってくれたこともあります。(春にはお店にかけてくれますので、一度御覧あれ) すぐにお蕎麦を食べに行きたいけどアトリエのお休みまで我慢、ガマン。 写真の絵は12月にギャラリー千年池で個展をする武井誠さんの「山手の蕎麦屋」、千良庵を描いたものです。個展は主にフランスで取材した作品です。是非見に来てください。関内のギャラリー枇杷でも同時開催しますのでそちらも是非。(詳細はDANDANぼーどで近日公開) *「千良庵」の庵という字は本当は草冠があるんですけど、pcにはありませんでした。 |
|||||||||
|
|||||||||
November10 秋らしくスウェードのパンプスを履いて、新宿の損保ジャパン東郷青児美術館まで出かけました。夏の間サンダルばかり履いていたので、足が伸びきっていたのか痛くて死にそうでした。 出掛けに「草信」が届いたので、武井君の個展のハガキといっしょに封筒に詰めて郵便局まで持っていったりしたので遅くなってしまい、横浜で靴を買おうと店に入ったけれど適当なものがなく、ゆっくり靴を探している暇なんかないなと痛いのを我慢して行きました。 「ウィーン美術アカデミー名品展」。。。そうです、ウィーン美術アカデミーと言えば広吉先生が勉強した大学、“1726年に設立されたオーストリア美術教育の殿堂”です。美術アカデミー絵画館はウィーン最古の公共美術館で、そのコレクションはルネサンスから現代に到る名品で構成されているとパンフレットに書いてあります。 広吉先生の先生であるルドルフ・ハウズナーの作品や、クリムトなど近代のものはなかったけれど、クラナッハは見たいと思っていたので、板にテンペラの絵が4点もありうれしかった。 だが、展覧会のチラシに載っているレンブラントの「若い女性の肖像」(左上)の前に立ったとき、吸い寄せられるように目が離せなくなってしまったのでした。 これは1632年、レンブラント26歳の時の作品。同年に有名な「ティルプ博士の解剖学講義」という大作があり(会場にはありません)、この頃は聖書に題材を求めた大作が多い中、一人の若い女性の肖像画はめずらしい。 後年の特徴である赤褐色や金を使った豪華な色彩に比べると一見地味な作品ですが、深い味わいを秘めた黒い背景に溶け込むような黒い衣服、白く浮き上がる襟と明るい額、微かに脈打つこめかみの静脈、慎み深い口元は恥じらいと恐れに今にも何か言葉を発するようです。なんと精神性の高い美しい絵でしょう。人間の手になるものと考えるとすごいです。 クラナッハの「聖ドロテア」(下)の顔の影には黒系の色が使われていますが、レンブラントは緑や青が使われていて、それが肌に透明感を与えています。 クラナッハから百年、レンブラントのような才能によって、絵は進化するのだなぁと深い感動に包まれました。 名品を見た後は目が穢れるので、並み居る絵画群を横目にそそくさと会場を後にしました。それだけ絵には大きなランクがあるのです。 前の絵日記へ |
|||||||||