あとりえ絵日記
2007

5月の絵日記へ

April28

朝日のきれいな森林公園でダンにあそぼうよと言っているのはアイリッシュウルフハウンドのリオちゃん♀。 ダンに合わせて身をかがめているけど、体高は80センチくらいはありそうな一番大きい犬種だそうです。
走っている姿は馬みたい。自分は誰よりもでっかいのに、遊びたい相手に合わせて小さくなるので、相手がミニチュアダックスだともう腹ばい状態になっているのがおかしくて、可愛い。
いつもダンを見つけると遊びたくてダンの周りをウロウロするけど、ダンは見向きもせず地面の臭いを嗅いでいます(写真)。時々ダンに「うるさいっ!」と吠えられたりしていますが、めげないのです。名前にウルフと入っているくらいだから、もともとイギリスの王室で飼われていて、狼狩りに使われたそうです。日本では飼っている人もまだ少ないので珍しく、私もダンも始めて見ました。

このごろは新緑がまぶしく輝いて朝の公園は最高です。新鮮な空気の中、ダンのお供で靴底をすり減らす日々です。



April6

yuriko yagi
何を思ったか広吉先生「大正琴が欲しい・・・」
楽器が弾けない先生は大正琴なら簡単に弾けると思って、何とそれで作曲をするというのです。今までは、広吉先生が作曲したものはアカペラで歌って、ピアノの先生をしている友人のNさんが採譜し、楽譜に起こしてもらっていたのですが、ついに自分で楽譜を書こうという大それた試みをしようと言うのです。

そぼ降る雨の中,伊勢佐木町から阪東橋方面に向かって楽器屋さんを探して歩きました。確かこの辺に・・・とうろうろしている内に、中華料理の「錦珍楼」があったのでまず腹ごしらえ。ここは"日劇"やジャック&ベティ"が元気に昔の映画をやっていた頃、映画を見た帰りに良く来ました。美味しくって安くてボリューム満点というエライお店なのです。

程なく楽器屋さんも見つけ、「大正琴ください」と入って行くと、「指の練習でしょ?」とご亭主。失礼な、作曲です。なんて恥ずかしくて言えませんよね。
「ええ、まあ」とかあいまいに返事して、楽器が飾られたショウケースの中を見ると、さらっと描いた犬かトラのような動物のドローイングがかけてありました。
中々のもので、サインも入っていないし、「誰が描いたんですか?」と聞くと、「親父が蒐めてたんですよ、この馬も同じ人の作品」と反対側のショウケースを指差したので見ると、馬の彫刻と3号くらいの絵が掛けてありました。

それは知る人ぞ知る洲之内コレクションにも入っている木内克の作品で、2005年6月にGALLERY千年池で桑田コレクション展を開催したときにも猫の版画がありました。(GALLERY千年池のスケジュールから「桑田コレクション展その2」を開くとあります)
「この辺は楽器屋が何軒もあったけど今はうちだけになっちゃいました」とご主人が言うように、取り残されたような楽器屋さんに木内克の作品が4点もあるなんて不思議なめぐり合わせです。
カタログでご主人が薦める一番安い大正琴を注文し、伊勢佐木町をぶらぶら、テアトルの前まで来たら「あかね雲」をやっていました。最近のお気に入り、内野聖陽さんが主演だし、「見てみるか」ふらっと入って見たけどいまいちでしたね。ザンネン。



April4

春の富士山、貴重な一枚。空気が澄んだ冬と違って霞がかかった春はなかなかきれいな富士山を見るのはむずかしいです。新入りさんも感動。昼間はぽかぽかベンチでランチ、春満喫の一日でした 。

April10


受付は美女におまかせ
 アトリエ展は大盛況!
小太郎さんも来ました

おともだちの絵を見つけました

「う〜ん、これは何だ?」
70キロもある石の作品。コモリ作。

写楽の模写大好評!

kaoriちゃんの紙芝居

紙芝居に拍手!

おとなも夢中、アトリエ大賞の
ビッグコースター

恒例春のアトリエ展は3日間ともお天気に恵まれ、過去最高の280名を越す人々で賑わいました。毎年心配が絶えないのですが、なんとか今年も無事終わって、終わってみれば大成功でうれしいです。
反省点もあるけど来年につなげてさらによい展覧会を目指したいと思います。みんなの協力なしには出来ないのでよろしくお願いしますね。
活動記録のアトリエ展にも近々アップしますのでお楽しみに!

さて、アトリエ展の終わったあとのアトリエはさっぱり片付いて、受験生もいなくなりがらんとして寂しいですが、また一年楽しく絵を描いてゆきたいです。




March25

昨夜から断続的に強い雨が吹き荒れ、朝一で来た生徒さんの傘の骨が折れていました。昨日貼ってもらったポスターも強風で飛ばされ、前途多難。
午後から晴れたので、OBのコモリ君は車で根岸〜本牧〜長者町と、公共の掲示板を回ってポスター貼り、その他男子2名は展示に使う紙などの買い物に・・・。

アトリエの隣、ワンルームマンションの庭にたくさん芽を出し、背比べしている土筆をしゃべるで掘ってガラス鉢に入れ、絵を描いたのはミホコさん。雨後のタケノコならぬツクシは瑞々しく、一生懸命伸びる姿に思わず「かわいい」。



March15

今年のアトリエ展のポスターは1枚をA3サイズにして、3枚をA4サイズ、しかも印刷屋さんで印刷、気合が入っています。

アトリエOGのerikaちゃんは毎年ポスター貼りにがんばってくれるけど、だんだん多忙になるしいつまでも頼るわけには行かないので、本日は新人3名を連れて商店街にポスター掲示のお願いに行き、覚えてもらいました。

来年からはerikaちゃんがいなくても出来るように・・・。


March10

今から何年前だろう。大船で「夏休み親子絵画教室」という企画があって、広吉先生が講師で行ったことがある。そのとき若いお母さんと3人兄弟が参加していた。
確か幼稚園の年長さんと小学3年生、5年生くらいだったか。1ヶ月ほどでそのコースは終了し、引き続きこのアトリエにしばらく通って来ていた。
その後長女のmioちゃんが大学を卒業し、就職をしたときに1度画廊のことを聞くため電話をかけてきてびっくりしたことがあった。

そのmioちゃんがいつの間にか2児の母になっていて、子どものお絵かき教室にと、思い出して来てくれたのです。お子さんは4歳と、愛想のいい笑顔がママそっくりの1歳、元気な男の子2人です。

1月の終わりに春山ゆかりちゃんをTVチャンピオンで見てびっくりしたばかりだからサプライズ続きのこのごろ・・・。
ソウスケくんの子どもを待たずとも親子3代を見ることになるんですね。
「この仕事をやってて良かった!」と思える瞬間です。


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