あとりえ絵日記
2008


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December24


最近寝坊気味だったけど今朝は5時に公園に着きました。東の空、月がきれいだなーと見とれていると、月のさらに東側にキラッと星が光り、そのまますーっと落ちて消えました。何年かぶりに流れ星を見て感動しました。願い事なんてする暇ないよね、一瞬だもの。その後広いほうの公園の丘にのぼり、ダンが今日は何か匂いを求めてその辺をウロウロしているので月をずっと見ていました。贅沢な時間です。
今日の月の月齢は26.4日だそうで、明日が27日月。最近広吉先生は「月を渡るイシュタル」という戯曲を書き上げました。イシュタル(金星)が月の裏側を通ってまた出てくる間の物語で、“金星食”とも絡めたお話です。少し前に書き上げた「イシュタル」の中で、イシュタルが冥界の7つの門を通って行く場面を27日月から三日月までの7日間に起きたこととして、ちいさな美しいお話を作ったのです。
これで、「ギルガメシュ」「イシュタル」「月を渡るイシュタル」の三部作が出揃いました。永年かかったのでうれしいですね。いつか、上演される日が来ることを祈っています。
スポンサー欲しい!!切実な願いです。



December5


「国立能楽堂」なんて今まで敷居が高く縁のないものと思っていたけど、広吉先生が会員の東京作家クラブ(あの有名な江戸川乱歩さんが創始者)でお友達になった能楽の能管(能の笛)の重要無形文化財である寺井久八郎さんの「笛を聴く会」へご招待を受けたのです。すご〜い!

千駄ヶ谷駅から5分のところに能楽堂はありました。正面中庭に松を配した瀟洒な造り、伝統とは品良く控えめなことだと納得。会場では左の袖廊下から正面舞台へと広く見渡せる場所に陣取り、辺りを見回すと、東京作家クラブの先生方が数名お見えで軽く会釈。
舞台はおもむろに、能管の説明から始まった。使われる能管は江戸時代のものもあり、工芸品としても美しい。

一曲目の「羯鼓」(カッコ)は故高円宮様お好みの曲だそうで力強い音色と同時に小鳥のさえずりのような軽やかな音色が同時に聞こえ、軽やかなリズム感がありました。
終盤の秘曲といわれる「恋之音取」(コイノネトリ)は能形式で行われました。九州宇佐の海、柳ヶ浦に沈んだ平清盛の霊が清冷で物悲しい笛の音につれ、海中より愛しい妻の元へ浮かび上がる様を演じたもので、繊細な笛の音とシテとの微妙な駆け引きや「間」が幽玄の世界へといざなってくれました。終わって外に出るとすっかり雨が上がっていました。


Novembe28


東京都美術館にフェルメール展を観に行った。全部で30数点しかない貴重な作品のうち7点も見られるとあって、案の定長い列が出来ていた。都美術館は広く、様々な団体展が同時開催していて、混雑に拍車をかけている。

フェルメールは特に小さな美術館でじっくり鑑賞したいもののひとつだ。同時代のデルフト(オランダの小都市)の画家たちの作品も多く並んでいたが、やはりフェルメールは圧巻で、堅牢な絵の具で光を閉じ込めたかのような豊かな空気感と光の粒子がきらきらと舞っているようなあたたかさは他の画家には見られなかった。何が違うといって、力量の差はないのだろうが、大きく違うその差が天才と言わしめるのか、それを言葉にするのは難しい。

雨の上がった上野公園をゆっくり歩くと、樹々の梢で小鳥たちのさえずりが澄んだ空気にかわいらしく響いているのをうっとり聞きながら、金色に紅葉した銀杏の公園を後にして、銀座へ足を延ばし、ヒノギャラリーへ真悟さんの個展を観に行った。

いつもの笑顔で真悟さんは出迎えてくれた。以前ブルーの絵を描いていた彼に相談を受けたとき、広吉先生は「まだまだ青は研究の余地があるよ、たとえば歌舞伎や舞のバックにある濃紺の屏風の色。」と、他の事が気になっていた彼にアドバイスしたことがある。
あれから1年以上経った今こうして目の前に実現できた絵を見てとてもうれしく、ちゃんとやっていたんだね、絵の具を何回も塗り重ねて深みを出している。時間はかかるけど、このやり方がいいね、と話し合ったのでした。
スカッと秋晴れの空、銀座も銀杏がきれいでした。

Novembe16

「鈴木亜耶展」は水彩と詩の展覧会です。
少女から大人の女性になろうとしている多感で繊細な心情の吐露です。もうすぐ21歳になる彼女の成長を見守りたいと思います。
本日は中・高時代の友人と楽しそうでした。「鈴木亜耶展」20日まで。

22日(土)から「馬の絵とドングリ工作展」が始まります。子どものはじける感性をお楽しみに。。。


Novembe11


バラク・オバマさんが時期アメリカ大統領になって、我が家の重要課題と云って、お嬢さんにホワイトハウスで犬を飼う約束をしたその条件を述べていた。1つはお嬢さんにアレルギーがあるから、アレルギーを引き起こさない犬であること(そういう犬もいるらしい)もうひとつの条件として、捨てられて保護されている犬であること。。。それを聞いて私はうるうるしてしまった。

今までの演説もあまりにも素晴らしかったけど、こういう人は信用できる。さらに、彼ら(犬)は雑種であり、私も雑種だから。。。と云うのだ。オバマさんは、ご存知のようにケニア人の父親と、アメリカ人の母親を持つハーフであり、2番目の父親はインドネシア人だ。彼と母親はキリスト教だが、父親はどちらもイスラム教。彼もミドルネームにフセインとイスラムの名前が付いている。

複雑な生い立ちが、彼を人種や宗教や貧富の差や政党などで差別をしない、「ひとつのアメリカ」と言わせたのだ。それは「ひとつの世界」と同じ、世界平和の考え方だ。ボブマーリーも肌の色や政治やの違いを云う限り戦争はなくならない。アフリカ・ユナイトと歌った。奴隷制度にはじまって搾取され続けてきた黒人の歴史・・・アングロサクソンの国アメリカで大統領になったのはすごいこと。サブプライムローンやリーマンブラザースの破綻にはじまった経済不況は世界を飲み込もうとしている。どんなに有能な指導者が出てもこの不況から簡単には脱出できそうもない。日本との関係もマケインさんよりオバマさんの方が厳しい要求をしてくるだろうとの予測もある。

でもでも、ホワイトハウスで雑種の捨て犬を飼うと云ったオバマさん、イラクから撤兵すると云ったオバマさんを私は信頼します。支持率が低下すると戦争したり、テロとの戦いと因縁つけてよその国を空爆してめちゃくちゃにするような指導者にうんざりしていたところに彗星のごとく出現したオバマさん。是非がんばって下さい


November1

盛装したOB三人の晴れ姿、ちょっと見直しちゃいました、素敵ですね。特にエリカちゃんがきれいになっていたのでビックリ!アトリエOBのビッグカップルの結婚式帰りです。広吉先生の体調が悪いので我々は残念ながら欠席しました。それで、報告に立ち寄ってくれたのです。

OB・OGの何人かは結婚して、出席したこともあるけど、二人ともアトリエ出身というのは初めて。誰と誰かはご想像にお任せします。これは、想像の域を越えていますから、、、アトリエに来た時にそっと聞いてください。

S君は感動して、自分もあの式場でやりたいとまで言っていました。ここ2,3年が勝負のようですから、希望者があればご紹介しますよ。26才の好青年です。



October22


「インドネシア・一瞬に生きる人達/松下由依展」は、貧しくとも懸命に生きる子供達の笑顔を撮った写真展です。
家を持たずゴミの山で暮らすストリートチルドレンや、家はあっても貧しさのため働かなくてはならないので学校へ行けない子供達、そんな子供達を支援する団体「ルマ・セニョン(笑顔の家)」を若干20歳の学生が立ち上げたのです。

由依ちゃんが初めてアトリエに来たのはダンが耳に重りをつけていた時(体の割りに大きすぎるのでたらそうと試みた愚かな時期)と言うから10年前、10歳のときです。身長もスラッと伸びてきれいになったけど、中身も大人になったんだね。

今の若い人たちは自分のことで精一杯なのに、他を思いやる心と、実行力は偉いなぁ。まだまだ力不足かもしれないけど、立派な事業の初めって小さな正義感から出発したりするからがんばって欲しい。

過酷な現実の中でもこどもの笑顔ってホントにすばらしい!と思える写真展です。共感の輪が広がることを祈って。。。
28日まで。

October11


ダンの散歩で早朝の森林公園。6時前頃に登る一番高い丘、朝日が昇る前の東の空が一面オレンジ色に染まってなんてきれい!と反対側の空を見ると大きな虹がかかっていた。
その虹の上に間隔をあけてさらに大きな虹が半分までかかり、良く見ると下にも子供の虹が2重になっていて、全部で4本!実に豪華です。
こんなに大きな虹は5年ぶりに見ました。何でカメラ持ってこなかったんだよ、と自分に腹を立て帰り、その後何もなかったかのように雨が降り出しました。(写真は翌日のものです)

前日からは広吉先生のボクシング部の後輩が何十年ぶりか、泊まっていて、先生がいつになく楽しそうに話が盛り上がっていました。今は潰れたボクシング部のOBでバンテージクラブ(飲み会)が出来ていて、毎年11月には新宿で赤い顔したおじさんたちが少年に帰って気勢を挙げています。

中には33歳以上のプロ・アマボクシングスパークリング大会と銘打った「ザ・おやじファイト」に出ちゃう熱い人もいるからおかしい。
まあ、元美大のボクシング部ですから実力は押して知るべしですが、なんか男ってカワイイ。。。



October3

戸川の駅舎
一度は行きたいと思っていた「佐倉」の川村記念美術館を目標に高校時代の友人が一泊の温泉旅行を企画しました。
一日目は銚子まで行っておいしい魚でも食べようと、雨の中銚子駅からローカルな単線の銚子電鉄に乗って「観音」で下り、漁港の市場のすぐ前の店で金目鯛の煮付けで昼食。刺身はきっと宿で出るからこのくらいにしておこうよ、と腹八分でガマンガマン。。。でも駅まで来たら名物のタイヤキをつい食べてしまう、昔々の女学生なのです。
銚子電鉄カワイイ!
「ここまで来たら一番先端の海を見たいわね」と私鉄の最東端「戸川」まで行きました。雨の漁港は茫々と煙り、堤防の釣り人と一羽のかもめが旅愁を募らせ、「銚子の尖った処に来たんだなァ」としみじみ・・・。

戸川から折り返し、「旭」で下り、宿へと向かう。
翌日もまた雨模様の中、「佐倉」から送迎バスに乗り、田んぼや畑の中を20分ほどで美術館へ到着。美術館は広々とした敷地に白鳥の湖のような大きな池のほか、山の中を散歩道がゆったりと走り、睡蓮の池や菖蒲の池、桜の並木など自然を大きく取り込んだ設計になっていました。四季折々の花や植物を楽しめ、素敵なレストランもあり、ゆっくり一日遊べます。

白鳥の池
今回は友人とのおしゃべり旅行が目的なので、展覧会は期待していなかったものの、所蔵作品、企画展ともにイマイチだったのがちょっと残念。でも、10年分くらいのおしゃべりをしてスカーッとしたのでした。

September26

横浜から湘南新宿ラインで新宿へ行き、小田急線に乗り換えて豪徳寺まで行った。その乗り換えが長いこと長いこと・・・。めったに新宿など行かないのでテクテクウロウロおのぼりさんのよう。
豪徳寺から徒歩で7分「KHITWAA」というおしゃれなカフェに里美さんとおともだちの3人展を見に行ったのです。
商店街を抜け、踏切を渡るとお寺が2つ道沿いにあって、店らしいものは幾つもない静かな住宅地に「KHITWAA」はありました。

中はアンティークで落ち着いた住宅を改造したような造り。右の一段下がった空間がカフェ、左の小部屋がギャラリーになっていて、ビーズアクセサリーの方とドールハウスの家具などを作る方と、里美さんの水をテーマにした絵が不思議にひとつの空間を作り出していてすてきでした。窓のカーテン越しに見える庭のみどりも良い雰囲気でした。


September21


恒例秋の写生会。天気予報が夕方から雨なので、早めに帰って来るから大丈夫!と出かけました。
毎年馬場に馬がいるかどうか心配しながら行きますが、「おっ今年はついてる!」乗馬クラブの練習中で、制服姿も凛々しく、コーチも含め5頭もいました。
早速絵を描き始めたのですが、昼頃から雨が降り出し、みんなでとりあえず「馬の博物館」に避難、ロビーで雨の上がるのを待ちました。

親切に対応してくれた男性学芸員の方は、子供たちに切り紙で恐竜やペガサスなどを作ってくださり、みんな列を作って順番待ちです。見事なはさみ裁きで次々に作り出される動物は立体的で立ち姿も美しく感嘆の声が上がりました。

雨が益々激しくなるので下のラウンジでお弁当を食べました。ラウンジでは、大型テレビに世界の馬の儀式や祭りの様子が映し出され、他のpcでは日本全国の馬の行事などが自由に検索出来て興味深く楽しめました。館内の見学は初めての子供もいて、とても良い経験が出来ました。

中途になった馬の絵はアトリエで仕上げ、11月にドングリ工作とともに展覧会をします。お楽しみに。



September18


やれやれやっと‘こどものアトリエ’のページが更新できた。まだ全部じゃないけど・・・
写真が多くて大変だった。古い写真ばっかりで今6年生の子供の一年生の時の絵の写真とか、もう大学生なのに小学生の時の写真とか、ま、こういうのは可愛いからそのままとってあるという感じなんだけど、この前kieちゃんに指摘されてしまったのだ。
3年生のkieちゃんのお姉ちゃんが3歳の時の写真がのっていると。kieちゃんにとってはおねえちゃんの写真を見つけるのはうれしいことのようだけど、今活躍(?)しているkieちゃんをクローズアップすべきではないか。
そんな訳でこどものトップページ、作品のページ、写生会、クリスマス会、ドングリの絵ギャラリー、夏休み工作教室などがんばりました。
リニューアルされたページと比べると昔のページは写真も古ぼけている。無理もない、今やデジカメのクリヤーな画像に慣れてしまっているのだから。。。

これからもぼちぼちリニューアルを続けるぞ、古い写真を指摘されないようガンバリマス!!




august30

恒例バーベキューは時折ザーザーと降る雨の中決行しました。天気予報が雨だったので、災害用に買ってあった3.6m四方のビニールシートをアトリエ正面に取り付け、雨よけにしたので、外でコンロも使え、ジュウジュウ煙も出せてバッチリでした。
参加は少人数でしたが、新メンバーも加わり、全員の顔を見ながら話もできて、良かったです。雨のバーベキュー雰囲気があってオススメですよ。


august12

高校生の頃広吉先生が見たと話に聞いていた映画アルベール・ラモリス監督の「白い馬」をやっているという情報を得て、早速銀座のシネスイッチまで見に行った。もう50年も前の映画で見たいと思いつつチャンスがなかったのだ。
2本立てのもう一本も同じ監督の「赤い風船」。どちらも高い評価を得ながら見る機会がなく、2007年のカンヌ国際映画祭に2度目の出品は映画史上初の事件であるとパンフレットに書いてある。
モノクロームの「白い馬」は神秘的な少年と白い馬の絆や心の交流が、セリフの少ないシンプルなストーリィながら、力強く美しい映像で語られる。
「赤い風船」も少年と赤い風船との友情を描いたもので、2作品を見終わって繁華街へ出ると穢れた心が洗われた気がして、いい気分でした。
ライオンの店内の壁画
せっかく銀座まで出てきたのだからどこかに行こうよと意見が一致。午後も2時を回っていたので、老舗ビヤホール‘ライオン’で食事をすることに。中ジョッキかグラスにしようかなと隣の席を見るとおばあさん3人組が大ジョッキを前におしゃべりに余念がない。思わず大ジョッキ!とオーダーを入れ、呑んだり食べたり腹ごしらえ。おばあさんたちは家のおたまじゃくしが金魚を食べた話をしていた。
さて、何をやっているか新橋演舞場まで行ってみよう、と毎度のことながら犬も歩けば方式の散歩。新橋演舞場は9月にならないと公演がなく、それでは歌舞伎座で何やってるか見に行こうとぶらぶら。途中に松竹のビルがあって、寅さん生誕40年記念の映画をやっていたので、これにしようと中に入る。結構サラリーマンが多く、若い人にも人気があるんだなあ、と関心。安心してみていられる映画です。
割と初期のもので、1970年第5作男はつらいよ・望郷篇、マドンナが長山藍子(みんな知らないかも)と、1971年男はつらいよ・純情篇、マドンナが若尾文子(建築家黒川紀章の奥さん)でした。寅さん初め出演者の若いこと!特にさくら役の賠償千恵子の可愛くてきれいなこと!この‘望郷’と‘純情’が寅さんのテーマであり、日本人の心の琴線に触れるんでしょうね。
お話はお決まりのパターンだけどこれがまたいい。そして、日本の美しい風景は寅さんの中にしか残っていないんじゃないかと思うほど、旅をする寅さんの行く先々の風景がいいんですね。
そんな訳で映画を4本も見てしまった一日なのでした。




august9

アトリエ夏の一大イベント「夏休み一日工作教室」はアトリエ以外からの参加者が10家族20人もあったので、アトリエの子供たちと合わせて大盛況となりました。
OBの小森君、俊丞君、陽子先生たちが応援に駆けつけ、丸太をノコギリで切ったり、ドリルで穴を開けたり、大活躍。
夏休みの自由研究課題を作りに来た小学生も、クワガタの足にする曲がった枝を捜したり、足の長さを合わせるため初めてののこぎりに挑戦したり、あっちでもこっちでもトントン・ギコギコと元気な音が聞こえました。
出来上がったら記念の写真を撮って、冷やしたスイカを食べて大満足。ダイナミックでワイルドな動物や昆虫ができました。


お兄さん胴体にする木を切ってね

ドリルで穴を開けています。

立派な馬ができたよ
ひよりちゃんがつくった
きりん

クワガタかっこいいでしょ!
冷たいスイカで一休み
アトリエに来る時に入る道、看板のある電柱の向かいの白い家のエントランスには、子供よりママががんばって作ったサイが飾ってあるのがうれしい。通る度に見てしまいます。木のごつごつした節や枝の形を生かした立派な作品です。(右上の写真)


august7

だらだらと暑い日が続き、うんざりしていたけれど今朝の空は久しぶりにきれいだぞー、とカメラを持ってダンと散歩に行きました。森林公園の上に広がる空の大きさに気も晴れ晴れ!カメラを持って見慣れない人が散歩しているのを見て、ああ、あの人も空の写真を撮りに来たのね、空、きれいだもんね。と、親近感を覚えます。
ほとんどの人は、空なんか見ないでせっせとウォーキングか、犬の散歩。
ウォーキング人口増えましたね。夏場は朝5時半すぎたころからゾロゾロ・・・。おかげで顔見知りが増えて、声を掛けられることも多いし、遠くの人とは手を振ったりして、かなり社交的。
立ち止まって話し始めるとなかなか進めなくて、ダンが「ワンッ」と催促。ダンは歩き続けていなくては満足しないのです。夏は必ず池に飛び込み歩きながら水を飲みます。今日は池入った?とよく聞かれます。
散歩から帰ったダン、今年の夏の別荘はモミの樹の下、大きな穴を堀り、埋まっています。去年までは柿の木の下、水道の横でしたが、今年の1月に伸びすぎた栗の樹と柿の樹を大量に伐ったので、日陰がなくなってしまったのです。宅急便が来ると飛び出しては吠えていますが、帰ると、一目散に日陰に逃げ込んでいます。
ダンの暑さ対策は「木陰に穴を掘り埋まる」でした!

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