ウイーン美術アカデミーの教育法を実践する 自由の学校

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あとりえ絵日記
2010
日常やアトリエのことなど思いつくまま、きまぐれに書いています。
コメントがありましたらDANDANぼーどにお願いします。

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December26 「クリスマスパーティ」

近日中にupします。

December10 「もうすぐクリスマス」
今年も大きいモミの木が届きました。「ハイジの住んでるアルプスの山から来たのよ」というと子どもは「ほんと〜♪」と目を輝かせるので楽しい。年々手に入りにくくなって、毎年頼んでいるAOYAMA FLORISTの社長は「来年は無理かもしれないよ」と言っていました。天井まで3メートルと言って頼んだけど1メートルは伐りました。伐り落とした枝でmizukiちゃんがドアのリースを作りました。 今年の趣向は本物(?)のサンタクロースの登場かな。去年は「みどりせんせいだぁー」と見破られていましたから。子どもたちは壁に飾る大きなクリスマスの絵やカード、ツリーに飾るオーナメントなどを部屋中べたべたにしながら楽しそうに造っています。後の掃除が大変!クリスマスよいつでも来い!

November10 「散歩と個展」


本日の収穫です。美しいですねー! 最近は散歩に行くと何かしら拾ってきます。ダンと一緒のときもそうだったけど、木の実や落ち葉をモティーフや工作用に、いつも変わったものやきれいなものはないか捜しています。
先日森林公園の外ではめずらしいテウチグルミの木を見つけました。黄緑色の卵形のきれいな実は何の実だろうと拾ってきたら、すぐ腐って真っ黒になってしまい捨てようかと思ったけれど、潰して洗ってみたら中から先のとがった硬いきれいな茶色の実が顕れました。
インターネットで調べたら「テウチグルミ」だとわかりました。また次の日ビニール袋に拾った実を下げて歩いていると、公園の常連さん、おじさんトリオが「何拾ってきたの」声をかけてきたので中を見せると「ああクルミだね」。
地元のおじさんたちは何処に何の木があるかを良く知っていました。インターネットで苦労して調べなくてもおじさんに聞けばよかったのね。季節の変化も具体的に知る面白さがあります。
そんな訳でひとり気儘に朝の散策を楽しんでいます。

今日から広吉先生の個展が始まりました。初日とあって先生はネクタイをして出かけました。お馴染み中村順二美術館です。千葉の柏というと横浜から遠い気がするけど上野から常磐線で30分、柏からバスで20分、そんなに遠くないのです。
予約をしておけば館長自らそばを打ってくれます。珍しいハーブティーもオススメ。これから十日間、是非すてきな美術館で広吉先生の力のこもった絵を見に来てください。



December7 「アトリエ展ミーティング」

最近のクロッキー会は盛況です。若いエネルギーがはじけているようで、才能が育ってゆく過程なんだなと実感しています。

本日は最初から最後まで全員で順番に講評することになって、お互いの作品の良いところや足りないところをコメントしました。先生の出る幕はなかったけど、頼もしく成長してゆく若者を見ていて幸せでした。

午後からはクロッキーに参加した人のほとんどがアトリエ展のミーティングにも参加してくれたので、ニューフェイスも多く新鮮でした。全員に役割分担を決めることが出来たので滑り出し好調。
来年のアトリエ展は期待できるぞー!!


November3 「落とし穴」


祝日なので家族で出かけるのか子供が少ない。逆にいつもの曜日に出かけるので振替で来る子もいる。そんなひとり、tomoくんはお絵かきが終わって、いつもの友達がいないので庭でひとりで遊んでいる。2階ではみどり先生と女の子たちが宝物を楽しそうに作っている。
tomoくん男の子がいなくて寂しいのかなと思って見ているとなんだか楽しそうに土いじり。しばらくして元気良く2階に駆け上がってきた。「ねえ、来て来て落とし穴が出来たよ!」そうか、それで鼻歌まじりで土を掘っていたのか。みどり先生と「かわいいね」と笑いました。

その夜すっかり暗くなった庭から雨戸を閉めに行ったら、ズボッ!そうです、見事に片足がはまってしまいました。tomoくんには内緒だよ。


October27 「湊文庫」


福井県の農家に夏の出稼ぎに行っていた樋口さんが3ヶ月ぶりに帰ってきました。夏の間だけと言うことで旅に出たまま帰らないのでてっきり農家の婿になってしまったかと思っていたら現地で左官の技術を生かして大仕事をしてきたのです。

三国というその町は文学者を多く輩出している処で、地元のNPOが町興しに使っていないガレージを改修して、地元出身の文学者の本を展示、自由に読んだり、集まっておしゃべりしたり出来る「湊文庫」を作ることになり、地元の農家で働いていた樋口さんがその制作を頼まれました。

そこでガレージの内壁の解体、土や材木など材料の調達から、完成まで丸2ヶ月間たったひとりで制作にあたり、仕上げたのです。すごーい!拍手!

大仕事をやり終えて凱旋した樋口さんは「男」になっていました。


October24 「ちいさな個展」


JRの石川町駅から5分「m」(エフシャープマイナー)というサロンでyurikoちゃんの小さな個展をやっているので見に行きました。

昔からの友人が念願のエステサロンをオープン。そのこけら落しに絵を飾ることになって今までアトリエで描いた油絵や水彩、ペン画など小品を20点くらい、額縁もそれぞれ趣向を凝らし、雑貨屋さんで見つけた可愛いものもレイアウトに一役買っていてとても楽しめる空間になっていました。

友人も10年来の夢を叶えてお店をオープンしたのだとか。お互い夢に向かって着々と歩いているその姿勢がお互いを支えている。それを見て励まされキャンバスに向かう人もいる。すてきな輪が広がっている気がしました。。


October11 「ビールとどんぐり」 


天高く秋晴れの一日。誘われて生麦のキリンビール工場に行ってきました。もちろんビールがお目当てです。広びろとした敷地には大きな貯蔵タンクが林立し、公園のような庭、レストラン、とワクワクします。

案内嬢の説明で近未来都市のような工場内を見学。大麦やホップの原料を触ったり、製造工程を歩きながら45分くらい見て周り、いよいよビールっ!わ〜い!・・・この工場でしか製造してないキリンスタウトとお馴染みの一番絞りをゴクゴク。いつも呑んでる一番絞りがなんでこんなに美味しいの??

実は注ぎ方にコツがあったんですね。初めはちょっと高めからジョジョーッと泡を立てて注ぎ、泡が半分くらいに沈んだらまた七分目くらいまで注ぎ、泡の沈むのを待って、最後は泡とビールが3:7の割合になるように注ぐとなんとグラスの淵から1センチぐらい盛り上がった泡が崩れない。「凄っ!」

家に帰ってやってみたけど泡が沈むのを待ちきれないで呑んでしまった。(^^; 

帰りに小さな公園でアカガシの実を見つけてもらってきた。最近拾い集めた木の実で秋の図鑑を作っていたのがやっと完成したよ。「馬の絵とどんぐり工作展に飾るので見に来てください。 秋が満載の展覧会です。

「馬の絵とどんぐり工作展」
11月20日(水)〜28日(木)14:00〜19:00
GALLERY千年池にて


September26 「写生会」 

おとといまでは猛暑で昨日は冬並みの寒さ、でも今日は秋晴れの写生会日和!やったね!アトリエのみんな行いがいいのね。
参加者も子供17名、大人6名、父母5名と大勢参加してくれました。馬場では赤い服に黒いブーツ姿も凛々しい乗馬クラブの学生たちが訓練をしていて描き応えがあります。4頭も描いた子や一頭を詳しく描いた子、乗馬の躍動感が描けた子など、戸外での写生は臨場感があっていいですね。
描くぞ〜!      

             

お弁当を食べ、ドングリ拾いの後、女の子は大縄跳び、男の子はザリガニ採りやサッカー、広い森林公園でのびのび遊んで汗びっしょりかいてとっても楽しかったよ。

写生会初参加の人も楽しんでくれたようです。11月の「馬の絵とどんぐり工作の展覧会」に向けて10月はみんなで拾ったどんぐりの工作をします。楽しかった気持ちがいっぱいつまった作品になるといいね。
September22 「秋」

暑くてなかなか茶色くならなかったいがぐりが急に落ち始めました。今年は栗が不作だとTVで言っていたけどアトリエは豊作で、イガの中に丸々太ったくりぼうやが3つも入っているのもあり、豊かな気持ちになれます。
肥料も何もあげてないのに毎年大きくなって、大きすぎると近所迷惑なので、2年に一回町内の人に伐ってもらっているけど、伐った分だけびっしりと小枝を伸ばし、その生命力にびっくりします。
火曜日の子供の書道、まーくんは「くり」ryuくんは秋にちなんだ「七草」を書きました。
先日モグラがひっくり返ってもがいていました。もうダメかなと思いつつ、体を元に戻してやると動かなくなりました。この子も天に旅だって行くんだなと土の中に埋めてやりました。昼休みを終えてアトリエに戻るとsugimotoさんがモグラをデッサンしています。
「どうしたの」
「ベンチの下にいたから」
どうやらまた土の中から這い出してきたようです。毛は柔らかく可愛らしいモグラを前から、横から、後ろから、あおむけにしたり、その日彼は夜まで描いていました。


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