ウイーン美術アカデミーの教育法を実践する 自由の学校

   YAMATE美術セミナー  〒231-0852横浜市中区西竹之丸82
 045−681−7712
HOME お問い合わせ 申し込み

あとりえ絵日記
2010
日常やアトリエのことなど思いつくまま、きまぐれに書いています。
コメントがありましたらDANDANぼーどにお願いします。

9月の絵日記へ

August28 「バーベキュー」

本日のモデルは久しぶりに男性、しかもイケメン。連れてきたのがmizukiちゃんですから当然ですよね。女性は描きなれているけど男性は久しぶり、骨格や筋肉が分かりやすいので勉強になります。ま、分かりにくい人も居ますけれど・・午後は女性ヌードモデル3時間です(ふぅ)。10時から5時までハードなクロッキーが終わり、いよいよアトリエ恒例バーベキューです。クロッキーやバーベキュー初参加の人もすぐ仲良くなって乾杯!お酒っていいね。もちろんウーロン茶の人も一緒に乾杯、で盛り上がりました。毎年コンロのそばで焼くのは男性、食べるのは女性。ガールズトークの美女たちも「もっとお肉!」「はい、只今」。普段何もしない男性も何故かこんな時は大活躍なのです。
パーティも終盤になったころOBのsougoくんが来てくれたのはうれしかった。何年ぶりかなぁ、毎年顔をすすだらけにして火を熾していたのがなつかしいね。




顔ぶれは変わっても、変わらないのは若い人達の絵に対する気持ちや人に対するやさしさかな。
いつまでもこんなパーティが続きますように・・・。


August16 「自由が丘」

家具を買いに「IKEYA」に行くことに。。新横浜からシャトルバスが出ているらしい。新幹線の乗り換えしか利用したことがなく、初めて降りた新横浜駅。シャトルバスの乗り場に迷い、道を聞きながら暑い中テクテク。なんとかバスに乗り込み、これも初めての「IKEYA」へ着きました。広い売り場に選り取りみどりのスエーデン家具が並んでわくわくしながら選べるのをイメージしていたけど、家具より人が多いので選ぶどころじゃありません。
あきらめてランチでもとレストランへ行けば長い列が続き、スエーデンのファーストフード(?)か、ミートボールとフライドポテトやペンネなど子供向けメニューしかないのでビールでごまかし、帰ることにしました。
幸いすぐ発車するバスに乗れたのですが、なんだか雰囲気が違う道「高速なんて通ったっけ?」と話しているうちに「あ、川崎だって」「あ、多摩川越えた」「東京に向かってるよ」「どこ行くんだろう?」不安になっていると間もなく着いたのは田園調布なのです。そうか、シャトルバスは新横浜からだけじゃなくていろんなところから来ているのか。
田園調布で下ろされた我らは自由が丘に行って見る事にしました。美大が上野毛だったのでもっぱら遊ぶのは自由が丘でしたから。リクエストを生演奏してくれるジャズ喫茶や美味しい餃子の店(名前忘れた)、坂崎乙朗先生とゼミの後みんなで行った「木馬」という喫茶店やお好み焼きの店、みんななかったけど、駅前の雰囲気はあまり変わっていなかった。

以前餃子屋の入っていた細長いショッピングビルを抜けて、オシャレな商店街を抜けて、ふと見つけた「熊野神社」。真夏の都会に涼しい境内はオアシスです。手を洗い、口をすすぎ、生き返ったところで、再び灼熱の駅前に戻り、王さんがCMで「ナボナはお菓子のホームラン王です」と言っていた「亀屋萬年堂」で白玉入り宇治金時を食べ、頭を冷やして帰ってきたのでした。

August7 「夏休み工作教室」


なにやら大人が5人真剣に工作しています。夏休み特別工作教室で走る車を作る予定なので、その試作を頼んだところ、元少年少女達は夢中になってしまったのです。
意気込みはすごかったけど出来上がったのはSさん(男性)とYさん(女性)の2名だけ。工作って難しいね。
みみ先生と直前まで試作を重ね、結局ゴム動力の4輪カーにカバーをかぶせ、それぞれのデザインを描いてもらいました。お手伝いのお兄さんお姉さんも多く参加してくれたので、きめ細かくひとりひとり見てあげることができてよかったです。
二階はこどもたちの熱気でクーラーがきかないので途中から窓を開け放ち、風を入れての奮闘。女の子は可愛いピンクの車、男の子は速そうな色を塗ったり、ウルトラマンが乗った車もあったね。最後はみんなで冷えたスイカを食べてめでたしめでたし・・・・。

August4 「どろんこ遊び」

 お絵かきが終わって庭に出たくてムズムズしているkanくんとshouheiくん泥んこ遊びを始めました。夢中になるkanくんに汚れが気になりちょっと引き気味のshouheiくんにみみせんせいがダムをつくろうよと一緒になってべたべた。池に堤防を築き、真ん中に島を作り草を植え、落ちた栗の実と未だ青い柿を載せて完成!水に空が映って造形的に見てもなかなか美しいではないか。迎えに来たkanくんのおじいちゃんもふ〜んなかなかいいですね、と感心。写メを撮って帰りました。  

July27 「カラスの子」

毎日暑いですね。一週間前の夕焼けです。富士山も朝夕ときれいな姿を見せてくれました。庭のカサブランカもすくすく伸びて真っ白な大輪の花を咲かせました。暑さの中にもほっとする瞬間です。
このごろは暑いので遠出はせず、森林公園の林の中を歩いています。梅林近くの銀杏林の途中で、必ずカンタとタマコが現れてえさをねだります。一ヶ月くらい前から4羽に増えたので一瞬ギャッと思ったのですが、2羽は子供なのでした。
そこから30メートルくらいチョンチョンと付いてくるので、ポケットから犬用のビスケットを細かく割って放ると上手にキャッチします。子どもはギャーギャーないてうるさいけど親が口移しに食べさせるのを見ると、彼らも人の子なんだなぁとほだされてしまうのです。彼らとはカラスです。
ダンと散歩していた時はいつも梅林のベンチに飛び乗ったダンにおやつを上げていました。いつしかタマコが近くに来てえさをねだるようになったので、ビスケットをひとかけら投げてやるようになり、そのうちカンタを連れてくるようになり、今はファミリーで来るようになったというわけです。
野良猫にえさをやってひんしゅくをかっているおばさんみたいで自分でもどうかなと思いつつ、ダンがいなくなってしばらくして一人で公園に来た時に覚えていてくれたのがうれしくてつい。でもこどもが巣立ったら止めようと思うのです。
以前作家の名前は忘れたけどニワトリやカラスを飼っている興味深い本を読んだことがあって、カラスは頭がいいから飼うと面白いらしいけど、野鳥は飼えない決まりもあるしちょっとね。。。



July8 「ヌードクロッキー」

これから毎月第一日曜日はヌードクロッキーをやることになりました。その第一回目が4日に行われ、当初の心配をよそに盛況で一安心。また、アトリエのパン屋さん「CORUNU」(コルヌ)の販売も行われ、パン屋さんのオーナーmizukiちゃんもにこにこなのでした。
アトリエ展から始まって、これで7回目の出店になりますが、みんなの感想を聞きながらさらにおいしいパン作りに挑戦する意欲満々のパン屋さんです。

クロッキーの講評は新しい試みで、全員の同じポーズの作品を見ながら、自分の絵について語ったり、他の人の作品について感想を述べたり、先生はサポート役。ちょっと時間が掛かりすぎたけど充実した講評会ができました。今後は時間の短縮が課題です。
火曜日は初めてのこどもの書道教室。RくんとMくん兄弟が最初の生徒です。先生が付きっ切りの手ほどきを受け、体験レッスンの時よりずっと上達しました。名前を書いて小筆にもなれたので七夕の短冊に願いを書きました。
弟のMくんは「泳ぐのが上手になりますように」。兄のRくんは「ともだちの弟が同じ学校に入れますように」。
自分のお願いがないので、友達のお願いを一緒にしてあげるそうです。大人の書道サークルの短冊も一緒に、竹ならぬ梅の木に吊るされて風に揺らいでいます。来年は階段下のヤブから竹を切ってこようと思ったのでした。


June22 「武井誠展」

先週の金曜日「武井誠展」に行きました。関内ホールの一角にある「ギャラリー枇杷」。フランス風景が8点ほど並んでいました。小さいけれどしっかりした画商さんの画廊で、武井君もお世話になってから安定した作品が描けるようになったと思います。よき伴侶を得て作品もさらに良くなりました。順調でうれしい。


June13 「オルセー美術館展」

国立新美術館の「オルセー美術館展」に行きました。お目当てはギュスターブモローの「オルフェウス」。都知事選出馬など、一連のマスコミ露出度で「あれ?こんな人だったの」とイメージを覆されてしまった黒川紀章さん設計のうねった建築も見たかったので楽しみでした。「オルフェウス」は美しいことこの上なく、隅々までどうやって描いたの?と思いました。
さっちゃんじゃないけど「描いてるとこ見てみたい、一日中この絵を見ていたーい!」まさに神の手ですね。他にはゴッホの「ロワーヌ河の夜景」の星の描き方に感心し、セザンヌの「サントヴィクトワール山」の空気の透明感にため息をついたのです。中学生の頃初めて買った画集の中のサントヴィクトワール山は眩しかった。そのなつかしさはふるさとの山を見ているようでした。六本木からほど近い丸の内にオープンしたばかりの三菱一号館美術館で「マネとモダン・パリ展」をやっているので、建築も見たかったので行くことに。
のっぽビルの林立する丸の内のオフィス街の真ん中に明治時代の文明開化を偲ばせるレンガ造りの建築を再現したもので、様々な種類の樹木を植えた中庭が見所か。
おしゃれなカフェやケーキ屋さんが中庭に面してテーブルや、椅子を並べ、そういう雰囲気の大好きな女性たちがおしゃべりしている図はちょっとウルサイ。
マネは黒がきれいでしたが圧倒されるような作品には出会わなかったな。元は会社の事務所として建てられたものなので、美術館としては小部屋に幾つも分かれているので迷路のようで狭くて観難いかもしれないが、英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計された日本で初めての洋風事務所建築を再現したことに意味があるのでしょう。

June6 「山田世利子水彩画展」


山田世利子水彩画展始まりました。小さなギャラリーに緑の風が吹きぬけるような清々しい展覧会です。知らない町なのにどこか懐かしい、心の中のふるさとのイメージとどこか重なるのかもしれない。会社の同僚やスキー仲間などがたくさん来てくださり、世利子さんの交友の広さを感じました。

土・日はアトリエのパン屋さんPadaria de CORNU(パダリア デ コルヌ)のパンの販売もあり賑わいました。具のほか生地やお砂糖など見えないところに良質の材料を使ったとってもおいしいパンです。
アトリエに出来たばかりの書道教室の瑞樹先生の手作り。今度の土日も12時から販売しますのでお楽しみに。でも早く来ないと売切れてしまいますよ。何しろ6日はパン屋さんが大幅に遅刻したので、待っていた人で開店と同時に半分売切れてしまう有様でした。

yorikoさんは何を隠そうスキーのインストラクター(凄っ!)友人のMさんもインストラクター仲間。Mさんはアトリエ展でYouheiくんのハートの絵に一目惚れ。念願かなってめでたくその絵を譲ってもらうことに。
YouheiくんはMさんの誕生日のカレンダーをその場で書きました。○○年3月14日のカレンダーを持ったYouheiくんとハートの絵を持ったMさんのにこやかなツーショットです。すてきな出会いがありました。


May31 「大泉学園」

大泉学園に住む知人の家に遊びに行きました。初めて乗った西武池袋線。湘南新宿ラインのおかげで新宿や池袋がなんと近くなったことか。一度行って見たかった石神井公園が大泉学園の隣の駅なのも始めて知った。
知人宅から5分も歩けば武蔵野の面影を残した大泉中央公園と大泉公園が隣接していて広大な敷地にはサッカーや野球が出来るグランドや、子供の遊ぶ広場もあり、抜群の環境です。雑木林の中には散歩道が整備され、道の半分はジョギング用にクッションのやわらかい舗装がしてあるのが心憎いね。赤松やモミジやさくら野イチゴも食べ放題!この辺の人は誰もたべないのかなあ。
周辺は閑静な住宅街で京都のように碁盤の目に区画整理され、何処までも真っ直ぐ見える道、十字路も左右前後にとにかく何処までも見通せるのがすごい!
ぶらぶら住宅街を散歩して見つけた看板「いっちゃん」ってなあに?道のずっとずっと奥にこの住宅街には不似合いなちいさな駄菓子屋さんを見つけました。なんだかほっとして帰ってきたのでした。
いっちゃんのアップ

May28 「ありんこ」

5月23日の“こどものあとりえぶろぐ”に書いてあるように、その日は普段見かけない巨大なアリが庭のあちこちでワサワサ歩いていました。数年前にも見たことがあり、その話をしたら少しはなれたところに住んでいる人も「見た見た」というのです。次の日にはもう居なくて「あれは一体何だったんだろう」と不思議でした。    トカゲ同士を咬ませている
この日もこどもたちに捕まってカナヘビに噛ませたり、アリ同士を噛ませあったり、プラコップに土を入れて埋められたり、アリたちにとって運の悪い日でした。土曜日は昆虫の大好きな小学生男子たちの大活躍の日なのです。
口で合体したトカゲ
それを一緒に見ていたOさん「一年に一回羽根を落とした女王アリが産卵する場所を探しているんですね」なるほどそういうことだったのか。ホントに気の毒な女王たち、プラコップに入れられていくつも持って帰ったR君とM君の兄弟。ママの顔が目に浮かびます。

夜になって毎月発行の“あとりえちゃん”のレギュラーメンバーであるkenichirou君がやってきました。一緒にこどものあとりえぶろぐを見て、彼が持参したおいしいロールケーキをみんなで食べました。桜木町にあるというそのケーキ屋さんの名前は「ARINKO」なのでした。ジャンジャン!



May26 「富士宮」

先週の金曜日は富士宮まで世利子さんの個展を見に行きました。3年前にも「TeaRoom AMI」で個展をしたのですが、そのときに近くの富士浅間神社を訪れてすっかりファンになってしまったので、今回も楽しみにしていました。
富士山から湧き出る水に会いに行く、そんな気分で横浜から富士宮まで直通の高速バスで出かけました。2時間40分くらいずっと同じ姿勢で疲れたけど乗換えがないので便利!昼ごはんは名物の焼きそばか前回食べておいしかった佐久夜丼(さくやどん)か迷って、結局前回入ったお店で佐久夜丼を食べることに。しかしかなりの違いに、この3年の間に何があったんだろう?と思ったのでした。

気を取り直して店の名前の付いた冷酒を二本お土産に買ってぶらぶらと浅間神社へ。其処には変わらず清冽な美しい水が滔々と湧き出し我々を迎えてくれました。世利子さんの水彩画は風景の中にこのきれいな水が含まれているように見えるのは彼女がこの地で生まれ育ったことに由来するのかもしれない。
「TeaRoom AMI」の人を優しく迎える空間にとてもよく似合って、絵の好きな人の集まる場所になっていました。また6月にはGALLERY千年池でも世利子さんの水彩画展があるので楽しみです。

  ◆山田世利子水彩画展
  
 6月5日(土)〜13日(日) PM2:00〜7:00  7.11休み
   *パンの販売 5・6・12・13の12:00〜お早めにどうぞ。



May22 「ぶろぐ」

朝起きてなんかすっきりしないなーとか雨の日は森林公園に行きます。
いまや新緑真っ盛り!!空気が美味しい!!風が気持ちいい!!

ダンを傍らに感じながら林の中、崖の上、木立の中、去年のどんぐりや落ち葉,
芽吹いたばかりの若草たちを踏みしめながら歩くとボケた脳が復活するのです。

ウオーキングの人たちは舗装した道を歩いているのでめったに遭遇することはありません。時々ハナちゃんを見かけると会いに行きます。ハナちゃんはダンを見つけたときのように喜んで私の周りを走り回るのがかわいい。ハナちゃんはダンの妹のような存在です。

さて5月から「こどものアトリエぶろぐ」がはじまったのをご存知ない方は早速右のアイコンをクリックして見てください。熱血みみ先生のイラストとその日の出来事が楽しく伝わってきますよ。
昨年暮から始まった書道サークルも6月からは格上げして書道教室になります。アトリエには季節感のある文字が並んでいます。皆さんしっかりとした楷書、しかものびやかです。先生は文言やその人に合わせて楷書だったり、行書だったり、草書だったり、何でも指導してくれるのでみんな楽しんで書いています。
美人先生の手ほどきを受けたい方は今まで通り気軽にサークルに来てください。外部生の募集も始まりますのでお誘い下さい。よろしくお願いします。


May8 「運勢」

早朝の山下公園前の銀杏並木、新緑が美しい。最近こんな遠くまでひとりで出没しています。
ダンが天国に行って3ヶ月、やっと絵日記に書くことが出来ました。と、書いているとうるうるしてしまうのでやっぱり止めます。

昨日TVのうらないでてんびん座の運勢が金運、恋愛運、仕事運、健康運すべてパーフェクトだったので、こんな日はロトシックスでもやったほうがいいのかな、どうせ当らないよねなんてブツブツ云っていました。
本日2年ぶりにハンサムなT青年、仕事を止めて転職のため、学校に行っているとかでまたアトリエに復活すると突然現れ、子どものクロッキーをして久しぶりに絵の感触を楽しんでいました。また1年ぶりにkちゃん、10ヶ月になった弟くんを抱っこしたママに連れられてきてくれました。ママも育児に慣れたので復活したのです。そしてさらに、昨年のアトリエ展で奨励賞に輝いたカップルも1年ぶりに復活、うれしい日になりました。
みんな来れなくなってもそれぞれの理由があって、いつかまたアトリエに来たいと思ってくれていたのですね。昨日の運勢の良さは「人運」だったのかも。素敵な人たちとの再会、また頑張ろうと思ったのでした。



April25  「坂下広吉展」

中村順二美術館のエントランス、山野草が雑然と植えられ、裏口には珍しい「クマガイソウ」が花を付けています。自然に咲いたものや移植したもの様々な草花が楽しめるのも美術館の魅力です。カフェではハーブティーもいただけます。館長の奥様の実家のハーブ畑から来たというブルーマロウはお湯を注ぐと鮮やかなブルーになり、次第に青紫に変わります。さらにレモンをちょっと浸すとピンクになり、色の変化がが楽しめます。
ハーブティーの好きな友、草花の好きな友、もちろん絵の好きな友人たちと素敵な時間を過ごせました。
最終日はアトリエの生徒さんやなつかしいOBも訪れてにぎわいました。
みなさん遠くから来てくれてありがとう!



April21 「中村順二美術館」

中村順二美術館2回目の個展です。今回は「−甦るギルガメシュ−坂下広吉展」というテーマで、先生のライフワークであるギルガメシュ叙事詩を作品化したものです。
1992年から1993年にかけて「−ギルガメシュを知ってるか−坂下広吉展」を4箇所の会場に渡り総計210点の作品を発表しました。

当時、芸術新潮の編集長だった山崎省三氏が「額がないなら作ればいいじゃないか」と言ってくれたので、10号と20号の油絵の額を100点以上作りました。それも家族で。
暮れも正月も無く壮絶な日々でした。なのに、その額を広吉先生は何度捨てようと言ったことか。今は、時を経て落ち着いた色合いになった額は、赤土を混ぜたという温もりのある白壁と椋の梁と柱の美術館の雰囲気とマッチして素敵なのです。これで広吉先生も「捨てる」とは言わなくなるでしょう。
その日は2日前に知り合ったばかりのオカリナ奏者の方がライブをしてくれるというので急遽オープニングパーティとなりました。土で出来たオカリナの音色は土壁の美術館とマッチしていました。ライブの後はお初の「歌垣」の原酒や差し入れのワインで酒盛りとなりました。大皿に盛られた館長の奥様の手料理にお酒も進み、呑むほどに男たちの歴史談義が盛り上がり楽しい時間は過ぎてゆきました。
柏の郷土史家でもある館長はじめ、古代史に興味のある広吉先生、映画監督で日大の先生、最近トルコのカッパドキアに行ってきた柏の小さな出版社の社長、先生の絵のコレクターなど多彩な顔ぶれでmせんせいとYorikoさんは話を聞きながらワインと原酒で盛り上がりました。昼間館長がねぎをもって裏口から入ってきたのを目撃していたのですが、酒も尽きた頃、館長自ら打ったおそばに鴨とともにのっかった温かいかも南蛮に化けて出された時は一堂感動の一瞬でした。


April4 「アトリエ展」

アトリエ展の期間中寒かったですね。真冬並みの寒さの中、来てくださった方々本当にありがとうございました。三日間で200名以上の来場がありました。出品した方、お手伝いしてくれた方、皆さんありがとうございました。


子どもの絵はなごみます
  楽しんでくれたおきゃくさま
イベント・紙ヒコーキをとばそう!

「プチおじさん」大人気!
子どもが作った絵本です。

怪しい雰囲気の舞台?
劇団蝉裸(セミヌード)
大ブレイク
今回のアトリエ展の反省会は10日(土)です。
来年に向けてしっかり反省してまた素敵な展覧会を企画してくださいね。




March16 「準備」

アトリエ展の準備が進んでいます。イベントは紙ヒコーキの的入れと飛距離で点数を競うものと円盤コマを作って土俵の上で対決するものです。どちらも景品付き。
子どもたちが楽しんで行ってくれるように考えています。庭では左官屋さんの技術を学んで泥でかまくらの(?)ようなものを造る青年もいます。何が出来るかはお楽しみ、というより不安と期待の入り混じった気持ちですね。
気がつけばもうアトリエ展は来週に迫っています。DANDANぼーどにも書いてあるけどお手伝いが足りません!皆さんよろしくお願いします。

March4 「アトリエ展間近」」

大きな栗の木の下の小さな梅の木が見事な花を咲かせました。幹はぼろぼろだけどけなげです。
3月に入り、アトリエ展の準備に追われています。書道サークルのメンバーがそのままアトリエ展の準備委員のような感じで、ポスター貼りやイベントの準備などがんばってくれています。
1月中にUPしたかった新ホームページもやっとできました!まだ中身は全部出来てないけど徐々に作ってゆきまので変なところがあれば教えてください。広吉先生の新HPもまもなくお披露目できると思います。多分前よりはましになっているはずですのでお楽しみに!(控えめに自画自讃してみました)

January7 「2010年」

あけましておめでとうございます。
かつて竹中工務店の大きな煙突のあったいつも通る坂道です。今は建物も壊され、ススキの土手に一本の枯れ木とポカンと拡がる空があります。左下は古い公団の団地でゆったりと建てられていて、日当たり駅近、学校や保育園スーパーも近く、大手不動産会社が喉から手が出る立地条件です。こののどかな団地が山手駅周辺の最期の砦かな。
駐車場から下を覗くとまだ竹林と生い茂る叢に人も通れない沢(今も沢蟹がいるらしい)があり、藪鶯(ヤブウグイス)が良く啼いています。

昨年末は風邪で具合が悪く、27日クリスマスパーティの途中で抜け出して布団被って寝ていました。みんな楽しんでくれたようで、最後の人は日付が変わって28日の午前1時頃に帰ったと翌日広吉先生から聞きました。大鍋いっぱい煮たおでんもほとんど食べてくれたのでうれしかった。最後までお付き合いできなかったのは、アトリエのパーティ史上初めてのことです。大抵広吉先生が先に寝てしまうので私が最後まで若者と飲んでるパターンがもろくも崩れた2009年でした。

風邪も大晦日も元旦も関係なくダンの散歩は不滅です。6日の早朝、東の空にギラッと大きな流れ星を見ました。今まで見たなかでも一番大きな星、願い事する暇は無かったけどきっといいことがありそうな予感がしました。やっと風邪も終息に向かいつつあります。

吉か凶か、あの大きな星を胸にこの一年乗り切ってゆきます。hpのリニューアルもなんとか1月中にやりたいです。虎の手も借りたい・・・2010年の幕開けなのでした。



2009年のえにっきへ


過去の絵日記
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004

 
DANDANぼーど
みんなの掲示板





HOME 一般絵画コース | 子どものアトリエ | 芸・美大受験 | 特修コース | アクセス・地図 | お問い合わせ DANDANボード | リンク|
Copyright YAMATE Art Seminer All rights reserved.