2013年の絵日記へ
|
December 25 [クリスマス・・・後、暮れ」

アトリエのクリスマスパーティもホームクリスマスパーティもこどものクリスマス会も終わってしまった!今日がクリスマスなのに・・・で、この虚脱感。ああ今年も無事に終わったな、来年も新たな気持ちで頑張るぞという気持ちも多少はにじんでくる。
何かいいことあったかなとさっちゃんと話したとき「良い年でしたよ、落ち着いて絵が描けたし、何事もなかったし・・・」という答えが返ってきた。
そうか、さっちゃんが良い年だったと言うならそのとおりだろう。それはアトリエにとっても良いことなのだから。
さらにグレードの高い絵を描けるようサポートするのが我々の役割だ。 才能が開花する、その喜びに勝るものはないのだから。
クリスマスパーティに初参加の新人Dさんがさっちゃんの絵を買ってくれたのもうれしい出来事でしたね。それはもう素敵な絵なんですから良いお買い物ですね。才能を育てる気持ちを共有してくださったのだと思います。
感謝、感謝。
|
December 19 [クリスマス」
モミの木も飾り付ができました。やっと・・・。毎日少しずつ進んでアトリエにもいつもと違った雰囲気で飾りつけをしてみました。電飾が途中から切れていたり色が気に入らなかったりする部分はありますが、アトリエの入口付近は気に入っています。途中から違う電飾を継ぎ足しているところはご愛嬌で・・・。
22日はこどものクリスマス会で23日は大人のクリスマス会・・・アトリエもギリギリクリスマスモードになりました。
|
December 16 [みのり」
豊かに実った夕陽色の柿に群がるツグミ。
残り少ない秋のご馳走です。近所に誰も取る人がいないのか、根こそぎ鳥のお腹に入ります。
アトリエの伐り過ぎた柿は、やっと木が回復したのかそこそこ美味しい実をつけましたがみんなに配る程はならなかったのでやっぱり鳥たちにプレゼントしました。実のなる木は楽しみです。
柿色の夕陽が沈んで燃えるような空。人々のたくさんの物語が生まれては消えていった・・・空。
|
December 9 「アトリエ族ってなんだ?」

子供たちは、クリスマス会に向けて大きな紙にクリスマスの絵を描いています。ポスターカラーを使ってのびのびと楽しそう。

一方大人は2013年のアトリエ展のワークショップのテーマ「アトリエ族」の仮面を試作しました。これものびのびと子供に還って楽しそう。
できました!
なんだか怖い仮面軍団が。
もうアトリエ展の準備?と言うなかれ。
毎年準備がきつきつで、間近になっていつも焦ってるのを反省したのだ。
ポスターも早めに入稿、クリスマスパーティにはみんなに配る勢いなのです。
2013年のアトリエ展に乞うご期待。
|
December 2 「晩秋」
美しい朝の空。日が昇る少し前です。秋のひんやりした空気と透明な空、寒いけどこの季節の清しさは格別です。銀杏も紅葉して、公園に彩りを添えています。起きるのが辛いけどやっぱり来てよかったと思います。

アトリエに今年もハイジのいるアルプスからモミの木が届きました。針葉樹の良い香りがします。アトリエのハイジと一緒にバシャッ!
 |
November 25 「シャンソン」

最近のお気に入りZAZのCD。ダミアやピアフのような艶っぽさはないけど、ハスキーで若々しい声と表現力は抜群。ZAZ(イザベル・ジェフロア)はキャバレーで週7日夜11時から朝の5時までマイクなしで歌う日を送った時期があった。同時期にモンマルトルの路上でライブをしていたので、エディット・ピアフの再来かと云われてフランスでブレイクしたらしい。
ZAZは以前NHKBSでやっていたアメイジングボイスという番組ではじめて知ってハートをノックアウトされたのです。銀座に「銀巴里」がなくなって、町からシャンソン喫茶が消え、アダモやシャルル・アズナブール以降、人生の哀歓がビビッとくる曲と出会うことがなくなって久しいけど、やっと「ああ、シャンソンだ」と思える歌手の出現がうれしい。
|
November 5 「幻想の挿絵」
先日ふらっと本屋に立ち寄ったとき、美しい表紙に惹かれてパラパラめくると19世紀の挿絵画家たちのステキな挿絵に出会えて買った本「おとぎの国の幻想挿絵」。
藝術が花開いた19世紀末から20世紀にかけて、クリムトやエゴン・シーレなど天才たちと同時代に綺羅星のような才能が挿絵の世界にもありましたね。
「挿絵」といっても単に文章の内容を伝えるだけでなく、これもありなんだ、と思える解釈が自由に羽ばたいて、創造力の限界を超越し目からウロコの表現なのです。(まあ私の想像力が貧困っていうのもありますが・・・)
以前から好きだったエドマンド・デュラックやカイ・ニールセンのほかにも色々な画家の絵が載っていてうれしい一冊でした。
それに引き換えなんと現代の芸術が貧困なこと。画集を見ながらさっちゃんと嘆いたのでした。
20世紀末にもきっと何か芸術の繚乱を見られるのでは、と期待して当時有名ミュージシャンの公演を見に行ったけど、期待はずれでした。
ウィーンのユーゲントシュティール(19世紀を代表する建築でクリムトやエゴンシーレの作品を初めて展示し、有名になった)の入口の上には「時代には芸術を芸術には自由を」と書いてあるそうな。なんて素敵な言葉だろう。
精神が荒廃した今の時代こそ芸術が必要なんじゃない?
|
November 3 「500色」
「きれい!」「うわーすごい!」
みんなが魅入られた500色、フェリシモの色鉛筆。もっちゃんの私物です。
25色ずつ送られてきて20回で揃う500色!!
もっちゃんがずっと描きつづけているカラフルで楽しいステキな都市や街の絵。スケッチブック6・7冊にもなりました。
今はB2サイズの大きな画用紙に現実と空想の融合した未来の都市空間を描いています。500色の色鉛筆を使うために。
いつも楽しそうにマイペースで黙々と町の絵を描き続けるもっちゃん。ラヴェンナのモザイクやゴシックのステンドグラスのようにきらきら色がちりばめられた美しい都市の絵。
さあどんな町が出来るか楽しみだね。期待しているよ、もっちゃん。
 |
October 27 「表彰式」

「MOA美術館児童画展」の表彰式にアトリエを抜け出して行って来ました。新杉田駅前のラピスタの杉田劇場ギャラリーにて。
今年はなんと4人も入賞。うれしいですね。
杉田劇場館長賞に4年生の珠姫ちゃん、妹の芭奈ちゃん一年生は銅賞。金賞は同じく一年生の陸君。その兄4年生の乾君は昨年に続き銅賞。おめでとう!!
昨年までアトリエにいた杏果ちゃんも銀賞をとって、表彰式で一年ぶりに会ったら大きくなっていてびっくりした。
賞を取れなかった子も、がんばって描いたので充実した作品でした。
mせんせいはみんなに賞をあげるよ。
みんなの絵が大好きです。
*「こどものあとりえぶろぐ」に入賞作品がのってます。
|
October 22 「秋の公園」
久しぶりの公園。秋の陽射しがまばゆい。黄色く紅葉した葉とススキがきらきら揺れています。
いつもの道、時間帯が遅いせいか、カンタもタマコもついてこないのでちょっとさびしい。
雑木林を半周して丘の上に上ってみる。・・・すると水道の近くにカンタとおぼしきカラスが一羽だけいるので「カンタか?」声をかけると寄って来る。うい奴じゃ。周りに誰も居ないのでちょっとお話してみる。・・・と、ちゃんと聞いている!
そこでビスケットを小さく割って投げてやると、上手にキャッチ。幾つも口にくわえて喉に入ってゆかないので、水道の水を出してやると、ちょこんと飛び乗って蛇口にくちばしを突き出し、おいしそうにいっぱい飲んだ。
そうか、喉が渇いていたんだね。このところ雨も少ないし、喉が渇いたら池の水でも飲みにいくのだろうか。縄張りがあるので池まで近づけるのかな。
余計な心配だ。かれらは自然の摂理の中でちゃんと毎年子育てをし、立派に生きているではないか。こうやって人間にも近づき仲よくなって食糧を調達している。
嫌われ者ではあるが、クマのように射殺されることもない。
ツバメも天敵のカラスなどの大きな鳥たちから身を守るため人間の住処に近く巣を造る。みんな賢く生きているのだ。
秋の陽を浴びて、首から羽にかけての深い藍(あお)はとてもきれいだった。
カラスは黒にあらず。。。です。
|
October 14 「アトリエ展ミーティング」
いよいよ来年の第19回アトリエ展に向けてミーティングがはじまった。早すぎることはない!女性5人男性1人と少ないけど、結束は固い。
費用やワークショップ、アトコミについて決め、タイトルカードの内容tとか宣伝媒体などは次回までに考えてくることになった。
日程は2013年4月5日・6日・7日の3日間。その他詳細はアトリエの階段横の壁に貼ってあるのでみなさん各自確認してください。そしてお手伝いよろしくお願いします。皆さんの力なしでは成り立ちません。

ミーティングが一段落したところで本日○○歳の誕生日を迎えたキヌマッキーのバースデイパーティになりました!
ワインでカンパイ!
みんなでかわいらしく(?)ハッピーバースデイを歌って盛り上がる。
「せんせいも先週誕生日だったんですよね」
「はい、来ない方がいいんですけどね」(^^;
みなさん同情的に笑ってくれた。 
|
September 22 「馬の写生会」

空模様がちょっと心配だったけど、雨が降ったら博物館見学の予定だったので「イザ、出発!」
なんだか出かけるときは心配もあるけどうきうきする。
馬場には乗馬クラブの青年たちが練習をしていて、動きがあるので難しいけど、馬のからだの仕組みがよくわかるね。
みんなもだんだんコツをつかんで描いているね。おや、いつもアトリエではグズグズしてなかなか描かない子も割りとスムーズだ。
先生たちをさんざん手こずらせた子も注意されなくても描いているなんて昨年の写生会がウソのようだ。
若い先生たちの熱意でみんな成長している。
ほんとに感謝、感謝。
   みんなの楽しみは写生の後の遊びです。
どんぐりひろい、おおなわ(みんなでなわとび)、みどりせんせいと綱引き、芝生の丘をごろごろ、ボール遊び、男の子はほとんどが池でザリガニつり。
これも毎年のこと。
 目いっぱい遊んだ楽しい一日。10月はみんなで拾ったどんぐりで工作、個性あふれる自由な世界を形にします。お楽しみに!
「馬の絵とどんぐり工作展」11月3日(土)〜11日(日)
GALLERY千年池にて
|
September 21 「超すごーい!」
これ以上伸びようがないと悟ってか、どんどん厚みを増すゴーヤくん。収穫もすごい。来年は市場に出荷するか。
 |
September 15 「すごーい!」
二本の手はさらに太くなり、ムクムクと増え続け屋根に登って行きます。屋根の上にはつかまるところがないのです。ごめんねゴーヤくん。
|
September 9 「屋根まで届いた!」
二本の手が伸びてしっかり屋根につかまりました。ゴーヤくんはこの先どこへ行くのでしょう。
ここまで伸びるとは思っていなかったので屋根からつるしたロープは二本、二階の窓からネットをロープにくくりつけただけなので屋根からネットをたらせばよかった。
ともあれ、ゴーヤくんの成長ぶりには感動しました。
大きくなったゴーヤをとろうと思ったら、カマキリがとまっていました。カマキリから横取りするわけには行かないのであきらめて、他のをとりました。ゴーヤもカマキリもみどりが美しい!
|
September 4 「天まで届け」
ゴーヤくんはついに2階の窓を越して空に向かっています。
北西の窓には暑さも忘れるほど爽快な青空が広がって、北島康介くんじゃないけど、
「ちょーきもちいい!」
アトリエには2ヶ月間サンパウロに行ってお休みしていたNさんや、数ヶ月ぶりに復帰したTさんが元気な顔を見せてくれて嬉しい日でした。
おっ、ガンダムのTシャツ!
|
Ougust 26 「バーベキューつづき」

8月最後の「バーベキュー」は画像2枚Upし、3枚目を入れた瞬間、そのページのすべての画像のリンクが切れた恐ろしい経験をしました。
・・・で、2012年1月から8月までのページは「棄てろ」というmidoriちゃんの忠告を聞いて、もう触らないことにして、9月からのページを更新してゆくことにしたのですが、なんとも中途半端なので最後にupした画像をここに再upします。これです!
yorikoさんが染めた布をioさんが「どう、似合うでしょ」とまとっているところ。
ステキステキ、大胆な柄がよく似合います。さすがミスアトリエ!
2012年のバーベキューは、新人さんもお友達を連れて初参加してくれて、いつもと違う何か新鮮な会になりました。しっとりした大人の飲み会とでも言いましょうか。

またまたyuukoちゃんが、金賞、銀賞のフランスワインを差し入れしてくれたので、ビールを結構飲んだ後だったけどやっぱり飲んじゃいましたね。ミスアトリエにおしゃくをしてもらいご満悦の広吉先生。
気の置けない若い人たちと飲むのは楽しいね・・・。
|
2012年1月〜8月の絵日記へ |
|