ウイーン美術アカデミーの教育法を実践する 自由の学校

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あとりえ絵日記
2012
日常やアトリエのことなど思いつくまま、きまぐれに書いています。
コメントがありましたらDANDANぼーどにお願いします


2012年9月の絵日記へ

August 26 「バーベキュー」

恒例バーベキュー。
9月に入ってすぐこのページのリンクがすべて切れた日がありました。・・・で、このページは棄てる、という忠告に、9月からのページを作り、BBQのことを書きましたが、ある日なぜか復活していたのです。不思議。。。なのでコメントを書いています。下の写真は新人のRisaちゃんと友人のMadokaちゃんです。みんな仲良くしてください。
このBBQの続きは■2012をクリックしてください。

August 19 「えらいぞ!ゴーヤ」

一方、ゴーヤくんはがんばって2階の窓にみんな到着!

えらいえらい!

ゴーヤ越しに見える真夏の空は真っ白な雲を浮かべて青く晴れ渡り、育てたわたしはしあわせなのでした。



August 18 「藍染め教室」

先週の土曜日は藍染め教室でした。
自分で染めたTシャツを着てきたのはHarukaちゃんとShoutaくん。ステキですね。オリジナルTシャツを着てみんなで集まりたいね。子供たちが帰った後、大人が藍染めを楽しんで、大作に挑戦した人もいました。暖簾や、ドレスにぴったりの布が染め上がり大満足。   
こどもも大人も楽しんだ一日でした。


August 5 「人物デッサン」

久しぶりの人物デッサン。
モデルは大学生のYumikaちゃん。
ヌードクロッキーばかりやっていたので、時間をかけてデッサンすることにみんなちょっと不安があったようだけど、今回はすばらしい出来で、みんなも満足。。
清楚なモデルさんも良かったし、素直ににモデルと向き合った何のてらいもない名作が描けました。

ゲテモノの美術が横行する中にあって、絵を勉強する姿勢の純粋さがこのアトリエのコンセプトであるなら正にそれを証明したみんなの作品でした。こんなときがアトリエをやってて良かったと思える瞬間です。

August 1 「すごいぞゴーヤ」

すごーい!毎日たっぷりの水遣りの成果か 二階の窓までもうすぐ届きそう!

次の日二階の窓からこんにちは。

さっそく上からジョーロで水まき!

何故か屋根の上のゴーヤは収穫しようかなと思っていたら黄色くなって、葉も枯れてきたような・・・何故?屋根の上は暑過ぎるのだろうか?だって沖縄のほうが暑いでしょ。なんでなんで?毎朝2階の窓までたっぷり水の入ったジョーロを持って4往復もしてるのに・・・

ちなみに屋根の上のゴーヤはこんなかんじ。もっとうっそうと窓を被い尽くす予定だったんだけど・・・。

もちろん今夜のおかずはゴーヤチャンプルー!




July 19 「暑さ対策」


昨年はすだれやゴーヤなどでアトリエ2fの暑さ対策をしたけれど効果はいまいちでした。

・・・で、今年は気合を入れて、六月に家族総出で遮熱塗料を屋根に塗りました。屋根と壁の隙間も埋めました。屋根の上に乗せたプランターにゴーヤも去年の何倍も植えました.

目指せ窓にみどりのカーテン!
西側の窓の下にも6本のゴーヤと一本のきゅうり。長いネットを屋根からたらし、万全!(2階の屋根に乗るのは怖かった)

毎朝ジョーロに二杯ずつ2箇所のプランターと西側の地面と鉢にたっぷりの水遣り。
果たして2階の窓まで伸びるだろうか・・・

がんばれゴーヤ!!


July 16 「ハクビシン」


2,3日前出かけるとき道路を横切り右側のマンションの裏口に入っていった小動物を見た。むくむくした柔らかそうなきれいな毛並みで、最初はネコかなと思ったけれど後からもう一匹ついて行った横顔はイタチか狸かというような鼻が長く尖っていた。

目の上にはっきりした白いライン。来合わせた年配の男性と娘さんらしき人も「あれなんだろう」と立ち止まる。「何でしょうね」「ハクビシンかな」と男性。「そうかもしれませんね」と以前家の中にハクビシンが飛び込んできた話などして分かれる。

外出から帰って早速動物図鑑を広げて見ると、やっぱりハクビシンだ。2匹というのはめずらしい。毛並みもよく小さかったからきっと子供なんだろう。
一時期SARSの病原菌を持っていると騒がれたこともあったけど、人に感染しないという説もある。
どこかに巣があり、お母さんがいるのだろうか、本郷町で狸の親子を見たという人も居るそうだから、こんな都会の町にも野生動物が住んでいるのは上手く共存しているのだろう。

都会なら農作物を荒らされる心配もないしね。

*画像は他のサイトからお借りしました。


July 1 「藍染」

夏休み工作教室に「藍染めTシャツ」はどうかとアイデアが出て試作をしてみることになりました。染料を買いに、昔通った横浜西口のホビーのデパート「せいわ」をさがしたけれど見当たらず、尋ね捜して30分ぐらいウロウロ・・・やっと見つけた場所は浅間町の交差点の少し奥で小さな個人商店だった。

その昔、階ごとに、七宝、皮工芸、染色、陶芸などの材料が陳列されて、最上階にはギャラリーもあったように記憶している。何だか浦島太郎になった気分。

でも藍染めの材料は揃ったし、ま、いっか!

俄かに技法など調べて試作にかかる。
板、小石、洗濯バサミ、コイン、棒などなんでもワゴムで留めてみる。midoriちゃんはゴム手袋の中までドボンとつけてしまい、アバターのような手に。

庭木にロープを張り、試作のハンカチサイズの布を干せはなかなかの出来です。
そこで本番のTシャツにトライ。一番右は生なりの布です。


うわーかっこいい!まるであいぞめのブティックみたい。(自画自賛)




June 1 「レオナルドとセザンヌ」

2週続けて天才の絵を鑑賞した。両方とも6月の10日ころまでなのでなんとか間に合ってよかった。もうひとつ見たいボストン美術館展も同様な期日なのでこれはあきらめるか。3ヶ月もやってるのに何故か終わり頃になって焦って観に行くのはいいかげんにやめよう。

「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」“《ほつれ髪の女》に初めて会える”と魅惑的なタイトルがつけられた展覧会。レオナルドの真筆が3点も見られるのだ!!
何故24.7×21pしかない小さなポプラの板に描かれた素描に人は惹きつけられるのだろう。

美しい!の一言に尽きるほつれ髪の女性の神秘的で崇高な美しさに圧倒されました。これもまた小さい「衣紋の習作」もレオナルドの力量を思い知らされたのでした。

それはフェルメールの作品にも言えることです。大きく拡大されたポスターの絵を見慣れていると、美術館で見る原画の小ささに驚く。数倍に拡大されてもなお重厚な密度!
生涯に一点だけでもそんな絵が描きたい!と幾多の画家が思ったことか。叶わぬと知りつつ凡才は努力するのみだ。

翌週は新国立美術館のセザンヌ展。中学生になって初めて油絵の具を買ってもらって、セザンヌやゴッホのタッチや色彩をを見よう見まねで弟をモデルに絵を描いた。
後期印象派は私の油絵のはじめの先生だ。

青い色がないのに晴れた空に見える不思議。奥行きや広がりを表現するタッチの妙。空気の透明感。プロヴァンスの陽は降りそそぎ、心地よい風が吹く丘からサントヴィクトワール山を眺めている気分。とても新鮮、何だか画学生の気分。まだまだ勉強足りないぞと戒めを課してくれるセザンヌなのでした。


May 13 「反省会」

シロツメクサ
ちょっと時間が空いてしまったけど、アトリエ展の反省会をしました。
出席者はmせんせいを入れて10名。
経費削減について、ポスターや展示について、アトコミについてなど意見が出され、ミーティングに出席できなかったスタッフへアンケートを出してもらう。また、一般の参加者や、父母にもアンケートを配るなどが決められました。

(みなさん、アンケートは入り口入ってすぐ、水道の上です。よろしく!!)

毎年同じことを反省している様な気もするけど、確実に良くなっていますね。
京都から、古典技法の素晴らしい絵を出品してくれたmakoさん、OBのAYAさんにも出品作をお返ししたし、庭のワークショップに使った大ゴミも一ヶ月かかって処分したし、やれやれ・・・

来年は19回目、次の20周年には大きなイベントを企画したいという事になりました。みなさんよろしく。

本日は久しぶりにyurikoちゃんが復帰「おかえりなさい!」
「久しぶりに山手駅から坂を上ってくると変わらずのんびりした感じですね」
「はい、ずっとのんびりやっています」(笑)



May 5 「小鳥の巣箱」

ぴかぴかの一年生になったこうちゃん、小鳥の巣箱に挑戦!毎日学校から帰るとギコギコ、トントン古い木材で作りました。


はじめはへっぴり腰 決まってきたでしょ 釘が曲がっても平気
中に棚を作った 後ろ姿 女の子がタンポポをつけてくれた
完成したよ みどり先生が栗の木に取り付けてくれた 木の上で小鳥さんを待ってます

4日かかって完成!がんばったね!栗の木も若葉が大きくなってきたので巣箱もだんだん見えなくなってきたね。小鳥が気に入ってくれるといいなあ。



April 22 「アトリエ展無事終了!」

明るい子供の絵がいっぱい!といった印象のアトリエ展も18回目になります。
特筆すべきことは何といっても「アトリエ子ども劇場」。昨年に同じく作者はこの春中学一年生で、今年のアトリエ大賞に輝いたアンナちゃん。


「不思議な夜」と題して、主人公の女の子が一夜のうちに不思議な体験をする夢にあふれたお話で、演じるのも水曜日に通っている女の子たちが中心です。

主役のYuukiちゃんが旅行で出演できなくなってしまったので代役には土曜日クラスのharukaちゃんに、曜日が違うので一緒の練習が出来ず、当日のリハーサルで初顔合わせ!夏の妖精役のtennosukeくんがインフルエンザになって、これも練習できず、当日ぶっつけ本番に近いかたちでGO!となりました。

ハラハラドキドキの公演でしたが、こどもってなんとかなるもんですね。暴風雨にもかかわらず駆けつけてくださった満員のお客さまの前で熱演(?)してくれました。
主役のママ「棒読みでスミマセン」。
イエイエ清純な感じがステキでしたよ。


もうひとつの大イベント「ダンボール迷路を作って遊ぼう!」では一日目に作ったダイナミックな迷路の町が2日目の大雨ですっかり潰れてグショグショになったのに、初日から頑張って迷路をつくっていた男の子たち、雨の中で必死で立て直そうとしていたけれど、あきらめて心残りのままかえって行きました。

・・・が、翌日10時を待ちかねてやってきてぐしょぬれのダンボールを山にして旗を立てたりペイントしたり、不屈の精神、すごい!「彼らが日本の未来を支えるんだな」などと感心しました。最終日は晴れたので、小さい子ども達も新しいダンボールにベタベタペイントして楽しそうでした。
昨夏なくなられた陽子さんの美しい花の絵と使い込んだお道具も展示させていただきました。みんなで陽子さんの話をしました。

また、二十数年前の美大受験生(当時は高校生)たちが子供づれで来てくれたのは嬉しい出来事でした。其々良きお母さんお父さんになって来年のアトリエ展でも「子連れ同窓会」が実現しそうです。‘アトリエに歴史あり’ですね。




March 21 「もうすぐアトリエ展」


3月に入ったらやっぱりあっという間にアトリエ展!準備に突入です。子供の絵を台紙に張ったり、並べる順番を決めたり、足の踏み場もない。でも子供の絵と向き合うのは楽しい。こどものアトリエカレンダー担当のyorikoさんもカットしながら「カワイイ!」を連発。みんなの愛情で出来る展覧会なんだなぁと実感。

水曜日の女の子たち、アトリエ展でやる劇「ふしぎな夜」(作・アンナ)のリハーサル。主役と脚本を書いたアンナちゃんは代役で、ひとりはインフルエンザでお休みという悪条件のなかで、みんな盛り上がって3回もやりました。
やってみると動き方の確認とか足りないものがわかって本番ではもっと良いものになりそう。
でも主役を入れて3名は当日のリハーサルで初顔合わせなのがちょっと心配。。。。
こどものパワーでなんとかなるか。



March 8 「鯖和急便」

ついに陽平君の絵が本格的ハードカバーの絵本になって出版されました。
「鯖和急便」(さばわきゅうびん)佐川急便に抵触しないネーミングがかえって登録商標をイメージさせるのも面白い。佐川急便さんこの本買ってください!

現在18歳の陽平君が13歳のときにパソコンで描いたかわいい絵にひさえママが文章をつけたものでステキな絵本です。アトリエで手にとってごらんください。



February 12 「寒いね」


寒いせいか風邪がなかなか治らない。ホントもうやんなっちゃう。でもね、日本海側の連日の豪雪をTVで見るとこのくらいで根を上げちゃ申し訳ないよね。

庭の古木、紅梅と昨年ダンの骨の一部を埋めた3年目の白梅がちいさな蕾をいっぱいつけて、春を告げています。愛らしいですね。
夏みかんの木にはメジロが次々飛んできてはまた飛んでいって「春だ、春だ」ってさえずっているみたい。
まだ風は冷たいのに立春を過ぎると陽射しが柔らかくなってくるから不思議。梅の開花は例年より10日遅れで、去年より一ヶ月も遅れているとか、今年は寒いんだね。Fさんのくれた福寿草が今年も花を付けてくれました。Fさんを知る人ももういないけどちゃんと毎年春を告げてくれるから植物には特別なものがあります。もぐらもダンのいないのを幸いとばかりに活発に掘っています。土の中はきっと春の準備で忙しいんだろうな。
もう暫くの辛抱、早く風邪とおさらばしたい。今日はアトリエ展準備のミーティングで、ダンボール迷路のチーム(男性)とタイトルカードや予定表作成チーム(女性)に分かれて仕事が前進しました。何だかアトリエ展も成功するような気がしてきました。みなさんよろしく。

ダンの命日を覚えてくれていたアトリエのOBからメールを拝受。謝謝。



January 25 「真悟さん」

今、「DIC川村記念美術館」で「抽象と形態:何処までも顕れないもの」というテーマの展覧会が開催されていますが、そこに出品している真悟さんがNYから帰って来て作家によるギャラリートークや、講演会などの忙しい合間を縫ってアトリエに顔を出しました。神楽坂でもうひとつグループ展があり、その絵を描くのだとか。

「あそこあいてますか?」
「あいてますよ、どうぞどうぞ」

「あそこ」とは二階の北側の窓際、以前真悟さんがアトリエに通っていた頃のお聞きに入りのスペースなのだ。そこでM20号のキャンバスとブルーの絵の具を拡げる真悟さん。

「なつかしいね」
「なつかしいですね」

床に今は黒くなってしまったかつての青い絵の具の飛び散った痕がいくつもある。

なんと27日からはじまるグループ展「Unknown Surface」に出品するのだという。

「間に合うの」
「アクリルだからだいじょうぶ。ドライヤーありますか?」

それからキャンバスの中央に水平にテープを貼り、絵の具を塗り、乾かし、塗り、乾かし、テープを貼りなおし、描き、乾かし、描き、乾かし・・・・・・。

二日間すごい勢いで描きまくって完成は27日の夕方。そこで、仕事場から帰ってきた広吉先生と来合わせたyorikoさんと真悟さんと久しぶりにビールを飲みました。
これから搬入という真悟さんを見送ってから、何年たってもいつも変わらない笑顔で、ピュアーなココロの人だねって話したのでした。
くしゃみしたかも。


January 15 「書初め」


新年の書初めは気持ちが引き締まっていいですね。みんな上手になりました。行く雲のごとく、流れる水のごとく、悠々と自然に逆らわず、花鳥風月を愛で、一歩前進したい。
な〜んて全部まとめちゃったりして。


午後からはアトリエ展に向けてのミーティング。
出席者12人と久しぶりに来た人もいて盛り上がる。イベントのアイデアがたくさん出て良かった。今年はダンボールで迷路を作ります。想像しただけでわくわく。。。すれば、君もこどものココロがちょっぴりあるよ。
子供と一緒に楽しむのがアトリエイベントの良さなのです。イベントもさることながらみんな絵を描こうね〜!!

January 9 「あけましておめでとうございます」

今年もよろしくお願いします。

新年早々ロンドンから里帰りしていたMikakoさんが、アトリエに顔を出して、ペンと水彩で描いた木の絵を見せてくれました。今回はヌードクロッキーはなかったけれど、ひとつのMikako流といった様式が確立したように思いました。海外で生活、仕事をしながら絵を描き続けているのはエライなあ。

DANDANぼーどにも書きましたが、二日に三渓園に行きました。身近な名所です。小学生の頃は三渓園の先はすぐ海で、海水浴が出来ました。門前の道の両側には海産物の土産物屋が並び、貝や海ほおずきを買って、ぶうぶう鳴らしながら歩きました。今はそのあたりはお食事処になっています。
お正月に日本庭園の散策はいいものです。門を入るとすぐ左側に大池があります。先ず目に付いたのは一艘の小船。そこに若松が活けてあるのです。ステキなおもてなしです。(DANDANぼーどに写真があります)
日常の生活でも、贅沢でない気の利いたおもてなしができたらいいなあ。
こんなにたくさんのキンクロハジロを見たのも初めて。
かわいいなー。
御門に入る手前の道に小さい「七草」の家がありました。これもいいなー。季節を楽しむおもてなしです。
外苑内苑ともに17にも及ぶ重要文化財や横浜市有形文化財の宝庫なのです。これから梅の季節に訪れてみるのもいいでしょう。



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